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2010年12月15日水曜日

F1150 PS3 「グランツーリスモ5」 [SCE]

 山内氏インタビュー4ページの他、攻略6ページの計10ページ。

・攻略はAMGドライビングアカデミー初級他スペシャルイベント4ページ
・ドリフトについて1ページ
・フォトモードについて1ページ


 ◆山内氏インタビュー
 フラゲGKさんが専門用語分からんと書いていたので、一部で括弧内に注釈を書いています。

・本当に無事に発売されて良かった。アップデート対応などやる事は残っているが
・今は出せた事が素直に嬉しい。GT4と5の間にHDコンセプトやプロローグ、PSP版を出したが、これらは着地点が見えていたのでそれほど苦労しなかった。が、GT5に関して言うとこの作品を「得体の知れないもの」にしたかった、つまり容易には内容が予想できないという物。開発している自分たちにとってもそうだったので開発には苦労したwそうした作品をこつこつと醸成していく作業が辛かった
・自分たちが把握しているだけでも細かい粗はあるが、発売出来る所までは持って行けた。GT4の後に5が出ると決まっていた訳ではなく、そこで終わってしまう可能性もあった。やっぱり作れない、となって。そういう意味ではGT5が出せて良かった
・販売本数は、ある程度は予想していたが国内での自動車人気が下火の傾向があり、ゲームも縮小傾向もある中でこれだけ買って頂いたのは嬉しい事。特に発売日当日に並んで買って下さったお客さんがいたのは嬉しかった。初回出荷200万本のソフトなら行列も不思議ではないが、一刻も早く遊びたいという熱心なファンがいるのはとても有り難い事
・発売記念イベントについては、今回世界同時発売に踏み切ったが発売日は一日しかないのでどこに行くか迷った。アメリカやヨーロッパからオファーがあったので。その中でマドリッド市は全面協力でイベントを開催してくれるという事で、そこに参加する事に決めた。これまでのイベントでは最大規模だったかも
・規模はGT4の神宮の時以上で、街をあげてのイベントだった。色々なマシンが飾ってあったが、メルセデスベンツのSLSやGT by シトロエンは予想の範囲だった物の、ニュル24時間耐久で乗ったIS-Fがあってどこから持ってきたのかと驚いた
(ニュルの耐久レースについてはPSstoreで動画が配信されています)
・スペインと日本のファンに殆ど違いはなかった。一つ思ったのは、GTシリーズは好き嫌いがはっきり分かれるタイトルなんだなという事。好きな人は心底愛してくれるが、興味がない人は全く興味がない。漫然と買うという人が凄く少ない

・実在サーキットのモンツァは、高速コーナーと低速コーナーのバランスが絶妙で単純に走っていて気持ちよいので素直に入れたいと思っていた
・トップギア・テストトラックは実際に走ったがつかみ所の無いコースで、事前に練習しておかないとまともに走れないというかコースが広すぎてどのラインを走れば良いのか分からない。なので収録して練習してみたいと思った

・雨のニュルブルクリンクを走るスペシャルイベントは例外的な存在。基本的にはオフラインのコンテンツは初心者に向けて作った物だが、幾つかの物はGTを10年以上遊んでいたような人に向けて作った
・雨のニュルブルクリンクは本物のサーキットの状態を忠実に再現していて、路面によってμ(路面の摩擦抵抗)が異なるし、集中していないとあっという間にコースアウトしてしまう。ニュル24時間耐久レースに真剣に出たい人が学べるように出来ている。このイベントくらいはクリア出来ないと駄目というレベルの物

・コースメーカーで気付いた事は、コンピューターがランダムで作った物の方が人が作った物よりも意外性があって面白い。凄く高低差があるのに高速コーナーがあり、ジャンピングスポットを高速で抜ける物とか。ニュルブルクリンクよりダイナミックな物になる事も珍しくない
・意外な結果の面白さで気付くのは、道に変化があると走っていて楽しいという事。コースメーカーを開発する中でなるほど、と思わされた。イマジネーションでこういうのが面白いだろうと作った物がいかに浅はかだったのか分かった
・このモードで遊ぶと、道って面白いとつくづく感じる。出かける時にワインディングがあり、コーナーが気持ちが良いというような偶然の出会いが楽しめる
・走っていて楽しいだけでなく道も楽しいという事がわかるはず。近い内にコースメーカーで作ったコースもオンライン対戦が出来るように対応しようとしている。自分で作ったコースをみんなでレースするという遊び方が出来るようになる

・経験値とレベルはある種のRPG的要素を明確にしたかった。一つ一つのレースで達成して蓄積していく物が欲しいと思い導入した
・Bスペックのドライバーの成長は経験値とレベルによるが、どんどんレースに出した方が早く成長する。最初はすぐホットになるのでペースダウン連打とか。ライバルに後ろに付かれるとすぐコースアウトしてしまうのでまず落ち着かせる事。ペースは速くなくとも確実にコーナーを曲がらせた方が結果的に順位は上がる。初版は周りも自滅しやすいので

・お気に入りの車種というのは難しい質問だが、ミウラはやはり格好いい。元はフォードGTが好きで、それにインスパイアされた市販車がミウラなのでやっぱり好きになってしまう。ミッドシップスポーツとしてどちらも良くできた車だと思う
(ランボルギーニ・ミウラ:1966年より発売されたミッドシップスポーツカー。wikipedia
(フォードGT:1964年に発表されたレーシングカー。ニュルブルクリンクのレースやル・マン24時間レースに出場した。wikipedia

・収録できなくて残念な車はいくらでもある。代表的な物はフォルクスワーゲン・シロッコでぎりぎりで入れられなかった。ジャガーのXJR-9やザウバーのC9といった往年の名レーシングマシンも入れたかった
(フォルクスワーゲン・シロッコ:幾つかあるが、この場合は現行型の3ドアハッチバックでtwitterでも公開していた。VGJ公式{音})
(ジャガーXJR-9:プロトタイプカーで1988年よりレースに出場した。wikipedia
(ザウバーC9:1987年よりレースに参加したザウバーのプロトタイプレーシングカー。ベンツのエンジンを搭載し、1989年よりシルバー地にスリーポインテッドスターを装着している。wikipedia

・現在スタンダードカーとして収録されている車両のプレミアムカーを作り直す予定はある。スタンダードカーの中にも歴史的な名車があり、今後作り直す事はやっていくつもり。現状でもスタンダードとプレミアムの両方がある車種があるが、あれは作り直して収録した物
追記:勘違いしそうな文面なので修正

・フォトトラベルがプレミアムカーでしか出来ないのは悩んだ所で、スタンダードカーも結構作り込まれて撮影に堪えうるモデルではあるが、フォトトラベルでは周囲も通常のレースよりかなり作り込んであり、一部のスタンダードモデルのマッチングがあまり良くないので現在の仕様にしている。全てのスタンダードモデルが駄目というのはどうかと思ったが、レースのフォトモードで撮影して欲しい
・フォトトラベルでは女性も少ないがいる。ベルンの街の女性とか(トロフィーが貰える)

・アップデートは12月下旬にも予定しており、来年にもあるが月一程度でやっていければ良いと思っている
・ユーザーが何を求めているのか、何の不満があるのかはやってみないと分からないので、これからは多くの声を聞いてやりとりの中で作品の未来が形作られていく。スピーディーな対応が求められると思う
・12月下旬のアップデートは結構大規模な物で、GTアカデミーがアメリカで始まり、予選のタイムトライアルがオンラインでスタートする。ヨーロッパではSLSチャレンジというオンライン対戦で、優勝者には本物のSLS AMG(国内価格2430万円)がプレゼントされる
・これらは日本のアカウントでは参加できないが、日本のプレイヤー向けイベントも用意できたら良い

・車種とコースについては、作るのが大変なので不具合修正みたいなスパンではなかなか追加できない。もしかしたら追加コンテンツとして配信するかもしれないし、次回作に持ち越されるかもしれない。コースメーカーのロケーションも今後増やしていきたいが、これもアップデートなのか次回作なのかは現時点では分からない
・Bスペックでのオンライン対戦はGT5で実現する。時期はまだ明言できないが、自身実現したかった事なのでその時には改めてアナウンスする

・次回作については未来の事なのでまだ分からない。10年前には三年後の予測は比較的簡単だったが、いまはほぼ不可能。今こうなると言っても、三年後には全く別の物になっている。予測が難しい世の中に対応しつつ次回作を作っていきたいと考えている

(ファンに向けて)
・長い間お待たせしてすみません、この作品はこれからのGTを切り開く礎となるもので、様々な要素を盛り込んだので色々発見して欲しい。完成度の高い物から荒削りな物まであると思うが、最初のGTのような、やればやるほど発見があるゲームになっている。そこをじっくり味わって、GTの新しい息吹を感じて貰えると嬉しい

 …ちなみに後で気付いた事として、ファミ通.comにこのインタビューの完全版が「掲載されている」そうです。明日更新?




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