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2010年10月13日水曜日

DG14 PSP スクエニ「タクティクスオウガ 運命の輪」

 ◆概要等

・記事は今までの情報を総ざらえ的に扱っている10ページ特集
・インタビューとしてサウンドクリエイターの崎元氏、岩田氏へのインタビューあり
 ゲーム紹介についてはこれまでの物が大体なので、インタビューについて。


 ◆インタビュー
 サウンドクリエイターの崎元仁氏、岩田匡治氏へのインタビュー。

岩・今作では再構築と言う事で、作り直す部分と追加する部分を選択するディレクションを担当した
崎・岩田氏に言われるがままにアレンジなどを手がけた。最近は新人も多く入ってきたので、このコンビで仕事に取り組むのは久しぶり
岩・知り合った切っ掛けは、崎元氏が学生だった頃に同人ソフトに参加していて、その主催者がバイト先に来たのが切っ掛けで知り合った。23-24年ぐらい前の事。崎元氏は当時高校生
崎・同人ソフトの「REVOLTER」で初めて作曲をして以来、何となくゲーム音楽で生計を立てられればとは思っていたが真剣に考えていたほどではなかった、ただそれ以降少しずつゲーム音楽の仕事が来るように
岩・崎元氏にはその後一つ仕事を紹介し、その後にオウガシリーズの制作に関わる事に
岩・オウガ当時の事は記憶が曖昧だが、松野氏が英国のロックバンドに影響を受けて、サブタイトルもそれに纏わる物にしていたのもあってロック調というお話があった。が、中世っぽい世界観なのでオーケストラ調の方が合うのでは、と話し合って摺り合わせていった。細かい部分は任せて貰っていた

崎・ミュージックモードは裏技的な位置づけで、タイトルも適当に付けた物ばかりだった。(オリジナル版のミュージックモードについて解説~)
岩・当時のタイトルは曲調のイメージだけで名前を付けていた
崎・ミュージックモードのヘルプでコメントが見られるのは、松野氏の作曲家のコメントがあるべきとの考えから用意された
岩・当時はミュージックモードが付いたゲームは多かったが、オリジナル版ほど主張があって作り込まれた物は初めてだったのではないかとコメント

崎・どんな時も作曲の環境に限界はあるが、どうやって超えるかと限界に挑むのが楽しい。それに没頭しすぎると音楽そのものが疎かになってしまうのは気を付けないと思っている、今も昔も限界がある事には変わりがない、と
崎・表現したい物を何らかの形で小さくしていく、と言う点は15年前と変わっていない
崎・今回は久しぶりに元の曲を聴いたが、どれも苦労して作っている感じがした。見えない敵と戦っているような
岩・最初は移植かと思ったら色々と手が加えられる事が分かったのでどうしようと。その時皆川ディレクターと話した結果、変えすぎない方向で行く事に。思い出を壊さないよう、聞こえ方は当時の通りで厚みを増すような方向に
岩・当初はほとんどそのままで曲数も増やさない方針だったが、後半のステージはマップの攻略時間が長いのもあって、短い曲はアレンジを加えて長めに、メリハリが付くようにした
崎・オリジナルを今聞くと音が薄いと感じる事もあるかもしれないが、そういう人にこそ今回の運命の輪の音を聞いて欲しい、その方が思い出の中の音に近いと思う、そういう意味でファンにも納得出来る物になっているのではとコメント
岩・新曲は数曲ある。新シナリオや新バトルフィールドに対応して作った物
岩・作曲については大雑把なシチュエーションやキャラの説明文からどんどん作るのが通常だが
崎・タクティクスオウガに関しては松野氏から聞いた情報が大事だった。このキャラはどんな性格か、背景はどんな物かというバックボーンを聞き、それを元に作曲していた
崎・シナリオを知るのが大事だと思ったし、そんな描写の場面に合う曲を沢山発注されたのも初めてだったので必死で作曲していた
岩・仕上がる前からこれはスゴイゲームだと直感していて、それに見合うゲームを作ろうと二人であがいていた
崎・オウガバトルからの流れが転機になったのは間違いない
岩・当時はハードの進化が音楽の可能性も広げて大変だったが、刺激的で挑戦の連続でもあり面白かった
崎・最近は刺激がないかというとそんな事は無いが。オーケストラ収録時は緊張した
崎・Overtureを生オケで演じて貰ったが、これはちゃんと弾ける譜面なのかという所で凄く緊張した。実際にはちゃんと弾いて貰えてほっとしたが
岩・PSPの電源を入れた時の生Overtureは往年のファンにはぐっと来る物だと思う、他の楽曲もPSPのスピーカーで表現しやすい音域に合わせるように調整している。サントラとも聞き比べて欲しい
崎・ゲーム内容も音楽も絶妙なバランスに仕上がっていると感じているので、オリジナル版のファンにも新規ユーザーにも納得して貰えると思う、オリジナル版は崎元氏と岩田氏に強烈な印象を残したが、運命の輪にも衝撃を受ける面が多々あるので、初めてタクティクスオウガをプレイする人にも感動や衝撃が伝わると良いと思う

 というコメントにてインタビュー終了。サントラの正式発売日はゲームの前日です。



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