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2010年11月9日火曜日

DPS483 レビュー

 ●その1
 レビュアーは上(左)から梅津爆発、YU、ゲスト一号、ウォルフ中村。


・ PSP「タクティクスオウガ 運命の輪」[スクエニ] : 90 / 90(赤) / 95(デルチ,赤) / 80

・歯応えのあるバランスや重厚な雰囲気を崩さない範囲で新要素が追加された印象。WORLDシステムは使い勝手が良く、同じ手なら同じ結果というのも丁度良い。レベル仕様は欠員補充が楽で○。スキルがあるので個別の育成も楽しめる。読み込みは早いが、バトル演出カットなどの機能があれば更に良かった。キャラ育成やストーリーなどが盛り上がる所まで進めるのに時間がかかるのでそれを理解して。バトルチーム対戦はもう一工夫あれば良かった(梅)

・序盤で基本システムは解説してくれるが、説明書やヘルプでも説明しきれないほどの要素があるので初心者は戸惑うかも。敵の編成によってクラスを使い分けたり敵を勧誘したりとやり込めばやり込むほど楽しい。レベル制については新規ユニットのレベル上げが必要無いのが良い。ショップで装備品を購入する際に、現在装備中の物との比較が出来れば良かった(YU)

・移植かと思っていたら思いの外変更点が多くて吃驚。雰囲気は昔のままだが古くささは感じさせないのもさすが。システムではクラス単位のレベル制やCHARIOTなど遊びやすくて良い感じ。それでいて歯応えが温くはなっていない点も高評価。アクションスキルがほぼクラス専用なのが自由に付け替えられたらなとは思うが、他は見事なリメイク。SRPGが受け付けない人以外はぜひ遊んで欲しい傑作(デルチ)

・物語は骨太でボリュームがあり、死後に他のユニットに継承可能なスキルやクラス単位の成長、天候や障害物が影響する戦場、情報閲覧のみに留まらないウォーレンレポートも良く、インストールしなくても快適に遊べる点も凄い。が、操作性は微妙で、カメラ視点は変えられるが戦闘ごとにリセットされる、敵味方の判別がし辛い(体力表示画面での色分けは可能)、カーソルを攻撃目標に一々合わせる必要がある、など。店や装備周りも…。運命の輪システムは○、プレイヤーの精神的な負担まで軽減する優秀なシステム(ウ)


・ PSP「ゴッド・オブ・ウォー 降誕の刻印」[SCE] : 85 / 85 / 90(ヒナヲ,赤) / 80

・ GOW3と同じ操作感で爽快感もあるのが凄い、ムービーが挿入され読み込みを感じさせない作りが素晴らしく、弟との物語も熱い。敵の頭に出る○ボタンマークが見切れて気付きにくい事がある、武器やボスの種類が少ないなどPSPの限界を感じる部分もある。一般的なPSPタイトルよりは凄いが。暗めな場所が多いのも気になった。クリアまで7時間程度と気軽に遊べる(梅)
・ 難易度普通で始めたら序盤でゲームオーバーになるほど歯応えがあるが、チェックポイントがこまめにあるのでリトライで同じ場面をプレイしないといけない事は少ない。敵を倒すだけでなくパズル要素があるのも面白い。CSアタックのボタンが画面のどこに出るか決まっているのは○。カメラ視点が任意でないので、敵の位置が把握しづらい事も(YU)
・ 気持ち良い操作感と携帯機とは思えないグラフィックはさすが、カメラワークも良好で3D酔いしにくい。ロード皆無と丁寧な作りで非常に遊びやすい。ボリュームはやや少ないが無駄に歩く場面や冗長な雑魚戦も無いのでテンポが良い。ストーリーがかなり唐突で翻訳が一部直訳過ぎるのを除けば文句なし(ヒナヲ)
・ 操作性は良好で全体的に問題無く操作出来た。読み込みで待たされる場面は少ないし自動のカメラ視点も概ね良好。終盤の敵には苦戦したが、続けてやられると難易度を下げる事も出来る。新鮮味はあまり無く、武器やシナリオのボリュームなどに物足りなさを感じてしまうが、PS3と比較した場合の話でPSPなのを忘れてしまう出来(ウ)


・ PS3「ザ・シムズ3」[EA] : 85 / 70 / 85(千歳) / 80

・ シムに様々な行動をさせ、観察するのが楽しいゲーム。自由度は高いが目標も分かりやすく遊びやすい。新機能のカルマパワーで災害を起こしたり回復させたり出来るのは便利。画面切り替えのロードが長い、アイテム周りの操作が煩雑、漢字が文字化けする等多々の問題点は残念(梅)
・ シムというキャラクターを作って見守るゲームで特に決まった目標はない。プレイヤー自身が直接動かす訳ではないのは好みが分かれそう。新要素カルマパワー使用時は何でもありな世界に。最初から出来る事が多く、システムを理解するのが大変。チュートリアルは少し分かりにくい(YU)
・ キャラメイクの幅が広いのに驚いた。一人作るのに二時間ぐらいかかったり。ゲームはチュートリアル的な物はあるが基本何をしてもok。シムには指示を出しても良いし出さなくても動いているので眺めているだけでも。グラフィックは綺麗だが個人的には携帯機でコツコツ遊びたい(千歳)
・ 箱庭としての完成度の高さに驚いた。やれる事が多すぎて戸惑ってしまうほど。操作法は独特で日本との文化の違いもある。小目的がたくさんあるので、気に入った物を追いかけるだけでも楽しめる。シムの自立行動に任せる事が可能で、より大きな介入が出来るカルマパワーも○。人は選ぶがはまる人は何年も遊び続ける事が出来る内容がある(ウ)



 ●その2
 レビュアーは上(左)からはたーる、とかちや、ゲスト二号、城イドム。


・ PS3「ドラゴンボール レイジングブラスト2」[バンナム] : 80 / 75 / 90(まさん,赤) / 80

・ これ誰、というマイナーキャラまで数が半端無い。操作は覚える事が多いが全キャラ共通でお手軽。チュートリアルが今一。大技も右スティックで簡単に出せ、原作っぽい動きも簡単なので接待用にも良さそう。BGMはアニメ準拠。読み込みは短くテンポは上場、ミッションモードは装備品収集と掛け合いが同時に楽しめる(は)
・ 原作さながらの動きが気持ち良い。覚える事が多くコマンド入力の必要もあり、アクションが苦手だとやや敷居が高い。「ギャラクシーモード」は敵が強く条件も厳しいのでストレスを感じる事も。原作を再現してもいなく作業カンが強い。キャラは多いがやれる事はあまり変わらないので、原作ファンに(と)
・ ダッシュとバニシングの駆け引きが非常に奥深く対戦が熱い。個人的には「スパーキング」シリーズ以上の出来。BGMも分かってる感じでキャラの動きの再現度にも感涙。対戦部分は文句なし。だが覚える事が多いのにゲーム内で説明しきれていない、ストーリーが全く無いのは寂しい。一人用のモードが今一。ドラゴンボール好きで対戦ツールとしては太鼓判(まさん)
・ キャラゲーとしては特異なゲーム。原作再現モードはないがマイナーキャラを幅広く収録するなどファンディスクとしての価値に重点を置いている。ゲームシステムは卒のない作りで、原作らしいアクティブなバトルが可能。アクションバリエーションが多すぎて覚えるのには熟練が必須。COMも強く難易度はかなり高い。出来は良好(城)


・ PSP「クリミナルガールズ」[日本一ソフトウェア] : 75 / 75(赤) / 80(デルチ) / 65

・ お仕置き時以外にも戦闘ボイスも色々エロエロ。お仕置きは四段階目でパーフェクトを出すと目隠し無しの物が見られるので気合いが入った。RPG部分は武具の概念がない、街がないなどシンプル。戦闘コマンドで技名が出ないのは味があるけどどれがどれだか分からなくなる事も。序盤の展開は今一だが四層の展開が衝撃的。お仕置きメインでRPGはおまけぐらいに考えて(は)
・ キャラがとにかく良く喋る。イベント時以外に移動している時もしゃべりかなり賑やか。戦闘中もコマンドごとにボイスがあるだけでなく、協力攻撃の台詞も変化していくので色々なキャラを使いたくなる。戦闘は一階上に上がると急に敵が強くなるので、しっかり育成する必要有り。バトル中は提案で攻撃内容が決まるので狙った通りに出来ず、戦闘が長引くのは不満(と)
・ おしおきのインパクトが強いが中身は本格的RPG。ミニゲーム的なおしおきや育成が必要な難度など作業感はある。提案を採用するシステムは面白いが、覚えたスキルが使えないのはもどかしい。後半に雰囲気をがらりと変える展開があるだけに、そこまではストレス無く遊ばせて欲しかった。ゲーム進行につれて女の子の態度が変わる事で好感度を数字以外で実感出来たのは楽しかった(デルチ)
・ 終盤はシリアスな展開で盛り上がるが、序盤が平坦すぎるのが惜しい。SMを連想させる演出は人によっては会わないだろうが、この演出が感情移入できるかどうかの分かれ道。システムはシンプルかつベーシックで、バトル中のメンバーチェンジはじめRPGの戦略性は最低限盛り込まれていてバランスも悪くない。が、バトルで選べるコマンドが限定されすぎなどの点は物足りない。スキル習得の為に繰り返しミニゲームを遊ぶ必要があるのも気になる(城)





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