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2010年12月20日月曜日

F1152 PS3 「テイルズオブエクシリア」 [バンナム]

 ◆概要等

・2011年発売予定、価格未定、プレイ人数一人
・プロデューサー:馬場英雄、制作プロデューサー:岡本進一郎、開発:ナムコ・テイルズスタジオ

・記事の上下に各種画面写真あり
 夜の街の物が多く、ガラス張りの?ドーム状の屋根がある屋内に立っている画像なども。その他、平原など。


 ◆キーワード

 ●リーゼ・マクシア
 舞台となる世界の名称。
・人と魔物、精霊が共存している世界
・至る所に多様な精霊が存在し、人間の文明を支えている事が知られている
・精霊は何らかの方法で実体化しなければ、人間がその目に姿を捉える事は不可能

 ●精霊術
・この世界の人間は霊力野(ゲート)と呼ばれる脳の器官から「マナ」を発する事が出来る
・それを受け取る見返りとして、精霊が精霊術を発動させてくれる
・得意不得意はあれ精霊術は誰もが享受できる一般的な物で、生活の隅々まで浸透している
・灯りを点す、家屋を建築する、船の動力源とするなど、様々な用途に精霊術は使われている

 ●精霊マクスウェル
・数多い精霊を束ねる主と考えられているのが元素の精霊マクスウェル
・世界の発展を支える人間と精霊の共存を、太古より見守っていたらしい
・その実態は永い事謎のままであったが……

 ●大国「ラ・シュガル」
・リーゼ・マクシアの覇権を争う二国の片方
・歴史の古い大国で精霊術の研究が盛ん
・王都イル・ファン(夜の街)は世界随一の大都市で、精霊術を駆使した煌びやかな建物が建ち並ぶ
・近年は国王による独裁と対外侵攻が強まり、代表貴族による議会が有名無実となっている

 ●新興国「ア・ジュール」
・現ア・ジュール王が建国し、そのカリスマ性でもって北方の少数民族や辺境の小国を纏め上げた連邦国家
・魔物を操って生活や軍事に使う一族など、部族単位の独自の文化を持っている


 ◆インタビュー1
 ゼネラルマネージャーの吉積信氏と、プロデューサーの馬場英雄氏にインタビュー。

馬・本作のコンセプトは、15年間のノウハウを結実させてテイルズシリーズの新境地を見せる事に尽きる。すぐに分かるグラフィック表現の特徴は光と影のコントラスト。TOVではアニメ調を志向したのであらゆる場所にまんべんなく光を当てていたが、対してTOXでは光源を効果的にちりばめる事で、奥行きとキャラクターがそこに経っているという臨場感を醸し出している。冷たい印象の水面に街灯の輝きが映る、寒暖の対比なども美しい
吉・水彩画タッチのTOGで培ったノウハウも活かしている。15年前のTOPはクオリティでは評価が高かったが、販売本数は予定より伸びなかった。だから長く続けられるシリーズに育てたくて前作までの良い所や反省点を踏まえつつゲームを作ってきたつもり。その姿勢はTOXでも全く変わらない
馬・詳細はまだ証せないが、フィールドには目で楽しむだけでなく冒険心をくすぐる仕掛けもあちこちに盛り込んでいる。迫力あるカメラアングルや快適なロード時間の実現にもこだわっている

馬・タイトルのXILLIAは「無数」を意味する英語を元にした造語。人生には人との出会いや思いの交錯が無数にある、本作のストーリーはそこに焦点を当てている。-IAという語尾は「~な世界」というニュアンスだが、これはシリーズでおなじみ
吉・精霊がそれほど特別な存在ではない点は従来の世界設定とは違う所。精霊の主である「マクスウェル」がマザーシップタイトルに登場するのは久しぶりではないか
馬・シリーズの歴史あるお約束をTOXで掘り起こしたり見直したりしている。その一例が精霊


 ◆主人公紹介

 ●男性主人公「ジュード・マティス」(声:代永翼)藤島康介氏デザイン
・年齢15歳、身長163cm
・意志を志し、故郷を離れて王都イル・ファンの病院で研修中の少年
・冷静で要領が良く、物事の割り切りも早い「今時」の子
・世話焼きな面もありそのせいで厄介事に巻き込まれがち
・ある日精霊術の失敗による負傷者が普段より多く来院した際に、精霊の様子がおかしいのではないかと考え、担当教授に言伝すべく軍の研究所を訪れた際にミラと出会い、特別な使命感のある彼女に憧れて力になりたいと思うようになる

 ●女性主人公「ミラ=マスクウェル」(声:沢城みゆき)いのまたむつみ氏デザイン
・年齢20歳、身長168cm
・地水風火の四大精霊を従えて自ら精霊マクスウェルと名乗る
・山中の社に祀られていたのだが、イル・ファン周辺で精霊が大量に消滅した事を察知して軍の研究所に向かう
・世界を律する立場として責任を果たす為の行動には迷いが無く、無責任な者を嫌悪する
・精霊としての英知を有する一方で人間的な生活能力が皆無で、人間や文化への好奇心が旺盛
・日常の場面では天然かつ素直な面を垣間見せる


 ◆インタビュー2
 引き続き馬場氏と吉積氏へのインタビュー。

馬・構想を練り始めたのは約二年間だが、当初はキャラデザイナーも15周年記念作品となる事も決まっていなかった。構想が進んで2011年内に発売出来る見通しが立った時点で、かねてから叶えたかったキャラクターデザインの共作を打診した。それに伴って各キャラクターをどちらに描いて貰うかの検討や、設定の見直しをした

馬・男性主人公のジュードについては、心の中でミラを見上げているような成熟しきっていない男の子を描いて貰った。ジュードは争い事を好まない一方、いざ戦うとなると優れた集中力を発揮する。単純に未熟なキャラクターではないので、イラストでは凛とした印象が前面に出ている

馬・両手のナックルは、身を守ったり誰かを助ける為に拳法を心得ている。医師を志す人間としては武器を振るうよりも命を慈しみつつ自分の腕で戦う方が性に合うだろうし


馬・ミラについては正体が精霊マクスウェルとあり、一瞬ネタバレかと思ってしまうwジュードも最初は信じないが、実際に四大精霊も召喚できる正真正銘のマクスウェル。もちろんそれだけでは終わらない設定も秘めている

馬・デザイン面では、ジュードとの対比として確固たる意志を持った大人の女性を描いて貰った。一方でミラはマナを糧とする精霊であり、人間の「空腹」などの状態すら経験のない世間知らずでもある。第一印象はクールビューティかもしれないが、人間の生活に興味津々な様子とのギャップも引き立つと思う
吉・ギャップと言えば従来はイラストと3Dモデルの頭身に差があったが、本作はかなり忠実。建造物などもほとんどデフォルメ化していないので、探索時のスケール感は格別です

馬・何人パーティになるかはもちろん秘密wヒントとしては、藤島氏といのまた氏はそれぞれ同人数のキャラクターをデザインしているので…
吉・偶数になるのは確かw


 ◆バトルシステム

・キャラクター二人がリンクして戦う新システム「ダブルレイド リニアモーションバトルシステム」(DR-LMBS)
・二人のキャラクターがコンビネーションで多彩なアクションを行いコンボを繋げる事が可能
・ACとTPという概念がある

 ●ACとTPについて
・TP、テクニカルポイントは術技を使う際に消費する値
・従来シリーズでは通常攻撃→特技→奥義の順でコンボが入っていたが、今作では一変
・通常攻撃を含むあらゆる攻撃を行う際に消費するAC、アサルトカウンタがゼロになるまで攻撃を繋げられる
・例としては、ACが10の時は種類の異なる攻撃を10回繋げたり強力な技を10連発する事などが可能
 TP性にCCを組み込んだような物でしょうか?戦闘画面も幾つか出ていますが、画面表示はありません。


 ◆インタビュー3
 引き続き馬場氏と吉積氏へのインタビュー、バトル等について。

馬・リンクシステムは…バトルに限らずゲームを通して言える事だが、最初から最後まで遊びが尽きないゲームデザインを目指している。RPGは極端に言うと移動とバトルを繰り返しつつストーリーを楽しむ物だが、どの要素も作業的になっては駄目。本作は従来のように一人のキャラクターを操作して戦う事も出来つつ、任意のパーティメンバーとリンクして文字通り一心同体の戦いを繰り広げる事が可能。リンク中の行動は多岐に渡り、リンクする相手によっても変化する。キャラ育成や秘奥義に関わるやり込みも沢山用意しているので、何度戦っても飽きない

馬・リンク中の行動というのは、リンクモードに入ると操作キャラが「マスター」になり、リンク相手と光で繋がる。その間、リンク相手はマスターと同じ標的を挟み撃ちにしたり敵の攻撃からマスターを庇ったり、フリーランも駆使して臨機応変に行動してくれる

馬・ACとの相性は最高です。折角高度な連携が出来るので、攻撃をがんがん出せる方が気持ちいいし戦略性も持たせたいという所から考え出した概念がACなので

 ●最後に一言
馬・ユーザーの皆様に支えられて生誕15周年という節目を迎える事が出来た。長く愛して頂く為の努力とノウハウを重ねてきたという自負はあるが、シリーズのどこがどう愛されているのかを改めて見つめ直した答えの一つが「エクシリア」。これからもシリーズの殻を打ち破るようなチャレンジを続けていくので、その先陣を切る「エクシリア」にご期待下さい
吉・馬場氏は、「ハーツ」のようなドット絵のゲーム作りも大好きなので、どちらかというと伝統を重んじるタイプだと見ていた。が、「エクシリア」には尖った新要素が沢山盛り込まれている。それでいてテイルズオブシリーズの完全新作に相応しい空気も兼ね備えようとしている。馬場氏ならきっとシリーズファンはもちろん全くの未経験者も唸らせるRPGに仕上げてみせます


 ◆その他

・ufotableがオープニングアニメと累計30分相当の劇中アニメを制作
・主題歌のアーティストは浜崎あゆみさん
 起用した理由についての馬場氏コメントより:浜崎さんは詞を書く時も歌う時もメッセージを込めるのに長けたアーティスト。テーマを深くご理解頂き、スタッフを交えて電話で何時間も打ち合わせをするなど一緒に作り上げている。お披露目する日が楽しみ

・開発状況は60%
 馬場氏コメントより:15周年を記念するタイトルとして、スタッフと共に粉骨砕身の思いで制作している。シリーズの集大成となる「エクシリア」にご注目下さい



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