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2010年12月7日火曜日

DPS485 PSP 「The 3rd Birthday」 [スクエニ]

 ◆概要等

・発売前という事でこれまでの情報まとめ&スタッフインタビュー10ページ特集
・新キャラクターの紹介などはないが、過去作品で登場したキャラは簡単な紹介あり

・他、画面表示の解説やバトルのシステム説明など
 基本操作はオートロックオンで楽に狙えるとの事。
・武器は事前に装備した物と、オーバーダイブした人が持っている物の両方が使用可能

・敵を倒した時に入手できるBPで武器の購入やカスタマイズ、コスチュームの修理が可能
・スキルのOE(オーバーエナジー)解説もあり
 オーバーダイブ、オーバーダイブキルを実行するとDNAチップが入手でき~という説明など一通り。OEはチップの色やタイプが区分けされており、クロスファイアをした時に一定確率で参加者のLIFEが回復する「クロスヒーリング」は緑、オーバーダイブ時に自身のLIFEが一定確率で回復する「ヒーリング」はオレンジなど

・衣装の紹介は「サンタソルジャー」
 臍だしミニスカロングブーツのサンタ衣装で、肩にはプレゼント袋も。他の格好もそうだけど冬のニューヨークでこれは厳しいのでは…


 ◆インタビュー
 ディレクターの田畑端氏、アートディレクターの上国料勇氏、プロデューサーの北瀬佳範氏にインタビュー。

 ●開発を終えた感想
田・本作はスクエニ内部スタッフだけではなく、アクションプログラムはヘキサドライブ、グラフィックでも幾つかの会社の力を借りて制作している。様々なチームが織り交じる環境で初期の企画から路線を変更せずに完成までたどり着けたのはすばらしいと思う。構想した物を途中で挫折する事があったりもするが、今回はなかった。ディレクターという立場から見渡して、各スタッフがそれぞれ情熱と高い技術を持っていて驚いた。日本のゲーム業界の力を実感できて嬉しい
上・制作は苦労の連続だったが、グラフィックもモーションも含め、全て当初の水準以上に仕上がり非常に満足している。PSPのタイトルに携わったのは初めてだったので新鮮な体験だった。ハードの性質も何となく掴め、携帯機でも思った以上の表現が出来ると感じた
北・最初はモバイル向けとして立ち上がったT3Bが、紆余曲折を経てPSPに移行し、様々なチームとコラボレートして制作に望んだ。新しい取り組みが多く楽な環境ではなかったが、それでもしっかり完成できてほっとしている。今回は久しぶりに自分でもステージデータを作成したw

田・難易度的にはかなり手応えのある内容で、説明書にイージーモードが初めての人向けの難易度と書いてあるぐらい。最初からハードでスタートすると、空中に浮いている雑魚の攻撃をまともに受けただけでゲームオーバーになる

田・難易度が高いのは周回プレイを想定しての部分もあるが、一番はゲーム性を重視しての事。今回はオーバーダイブで兵士に乗り移りながら戦うのが味噌なので、一人でも太刀打ちできる難易度だと意味がない。一時は一人でも攻略できる内容だったが、これはT3Bではないと感じて軌道修正した。単に難易度が高いという訳ではなく、戦略的に戦えばクリアできるので安心して欲しい

田・難易度によって敵の攻撃力や出現数が上がったり、救援の兵士の登場頻度がシビアになる。兵士を大事にしないとオーバーダイブする先がすぐ無くなるように

田・ヘキサドライブは主にプログラム全般の制作をしている。アクションやメニュー周り、成長などゲームのアプリケーション部分を総括している。ヘキサドライブは過去に大作アクションゲームに関わったプログラマが集まった会社で、モバイルからPSPへ移行する際にその話を小耳に挟んでお願いする事になった

上・実機でのグラフィックが美しいと言われる事については、スタッフの中に映像演出に関しても社内で随一の人がいて、彼の技術のお陰。素材の質も凄いが、それらを上手く組み合わせてハイデフ並みのイベントシーンに仕上げる技術に驚嘆する
田・イベントシーンは「プレイヤーが思わず魅入ってしまう」物をと言うのがコンセプトで、実際にプレイすると思わず手を止めて画面に釘付けになるほど。完成したシーンを見た他のスタッフが負けられないと切磋琢磨する様子が印象的だった

上・苦労したのは世界観をほぼ土台から作り直した事。あとは、自分たちが手がけるFF等はシネマティックだと評されるが、T3Bは特に映画的な演出に凝った。アート関連はディレクターを務める自分の味が最も出る部分なので、個性を出しつつも作品的に見栄えのする内容を目指すのが大変だった
田・上国料氏のデザインに対する作り込みは本当に驚きで、例えば各シーンのライトのRGBまで細かに設定しているぐらい

上・イメージカラーは、全体的には白と赤を基調にしている。それを意識しつつ、さらにエピソードやシーン毎にイメージカラーを細かく調節した感じ

上・FF13との比較だと作業的にはどちらも大変だったが、今回はFF13で培った技術を活かせたのでやりやすかったという気持ちはある

田・苦労したのはPSPに移行する時に一緒に組む会社がなかなか見つからなかった事。心残りとしてはチュートリアルなど細かい気配りが完全には盛り込めなかった事。難易度などはゲーム内でのフォローがあった方が良いと北瀬氏には言われていたが、どうしても間に合わずに説明書でカバーした

北・苦労したのは、これまでの作品はより多くのユーザーに届けようとCEROレーティングを抑えようと苦労してきたが、T3Bはそれをあえて捨てたというのがある。今回は何よりアヤというキャラを立たせるというコンセプトがあり、その為に大人向けの表現もチャレンジしていこうという思いに至った
田・今作のCEROはD指定。端的に言うとシャワーシーンの有無でこうなったwPE2から比較するとハード性能も上がり、より緻密な表現が出来るようになった
北・普段はレーティングに厳しい営業や宣伝の人たちも支援してくれた。全体を通してアヤをバックアップしようという気持ちが伝わってきた
田・このシーン(シャワー?)は実はやり込み要素の一環にもなっていて、CTI本部でアヤがそれっぽいヒントを言うのでそれを達成して欲しい。見事成功するとアヤが一汗流すという流れになる

北・ステージデータを作ったというのは、田畑氏に2月に自由に作ったマップが見てみたいと連絡が来て、自分の中のクリエイター魂が触発されてマップ担当のスタッフに教えて貰いながら作成した
田・ラストダンジョンで急にFF風な作りになったと感じたらそこが北瀬氏の担当した部分ですwやたら敵が多くて難易度が高いので用心して欲しい。普通は高性能の武器が落ちていたりと救済措置があるが、そこにはそういうのは一切無いのでw

田・服が破れる仕様は、発端は話の流れみたいな感じだった。が、実際導入するとなったらみな凄くまじめに取り組んでいた
上・初めて聞いた時には作業がギュウギュウな状態だったので今から盛り込むのかという気持ちだったが、スタッフの士気も高かったので勢いで何とか乗り切れた
田・コスチューム毎に破れ具合に差があるので、比較してみると面白いかも

田・コスチュームは全部で10種類ほど用意している、まだ公開していない物もあるのでお楽しみに。他にはコスチュームを変えるとアヤのボイスも対応した物に変わる。これは担当された坂本真綾さんの演技力の一言に尽きるが、同じ雰囲気のボイスはなくアヤの雰囲気が変わるので是非聴いて欲しい


田・アヤに対しては、企画立ち上げ時はただアヤを復活させたいという思いで動いていたが、制作が進む内にT3Bのアヤに愛着が湧き、もっと多くの人に知って貰いたいと感じるようになった
上・開発に参加した頃は、アヤというキャラを復活させると言うだけでわくわくしていた。直前に担当していたFF13のライトニングを何度も手がけた経験を活かして、アヤを描く時はより洗練されたCGにしようという心構えもあった。表現するのは難しいが、「強さと弱さ」が入り混じった雰囲気を出す事にこだわった。芯の強さはありつつ、表情や外見で弱々しい女性っぽさを演出している感じ
北・T3Bはパラサイト・イヴシリーズの続編と言うよりアヤ・ブレアをリスタートさせるというコンセプトの元に制作していた。その上で重視していたのは「いかにアヤの動きを生き生きとさせるか」という点で、完成してみると満足の行くクオリティに仕上がったと思う

上・アヤ以外に思い入れがあるキャラはイヴ。アヤと似ているが妹らしい可愛い雰囲気が出せたと思う
田・ハイド。ラストまで見応えのあるキャラ
北・地味に一般兵士に愛着がある。ツイステッドに果敢に立ち向かっていくがばっさばっさとやられてしまう様子とか、オーバーダイブで身代わりにされるシーンが妙に哀愁漂っている。途中にある休憩所では休んでいる兵士が様々な台詞を漏らすが、それも凝っているし

田・戦闘のコツは銃器のカスタマイズとオーバーエナジーをやり込む事。これで攻撃力と防御力を上げ、ツイステッドを各個撃破する、あとは鍛錬あるのみ

上・全てに全力を尽くした中でも特に、背景はニューヨークまでロケハンして綿密に作り込んだ。是非その点に注目して貰えると嬉しい
北・アクション要素が強い本作だが操作が難しいという事は無く、どう敵を倒すかにおいて骨太な内容になっている。これまでにない緊張感のあるバトルはACT好きだけでなく多くの層にプレイして頂きたい
田・以前からお伝えしているが、T3BはPSPタイトルとして至高の一作だと自信を持って言える。今後のゲーム制作における様々な可能性を感じさせる作品に仕上がったので、是非体験して欲しい


 ◆プレイインプレッション
 編集部のライターによるインプレッションから簡単に。

・HP満タンで余裕と思ったら次の瞬間には地面に倒れていたりするのが本作のバトルの特徴、バトルに手応えがある(いい意味で)
・一周目は緊張感のある内容で、成長が引き継げる二周目は爽快で楽しいゲームに
・最初は兵士を使い捨てにしがちだが、慣れると仲間を温存したりと奥深い
・難易度イージーで始めても何度もゲームオーバーになったが、コンティニューポイントがこまめに設定されていてすぐにやり直しでき、また複雑なボタン操作もなく初心者でも快適に遊べた




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