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2011年2月22日火曜日

DPS490 PSP「ディシディア012ファイナルファンタジー」[スクエニ]

 ◆ギルガメッシュ
 自称伝説の剣豪、FFVのライバルが次元の狭間から生還を果たす。

 声優は中井和哉さん。

 アナザーフォームは顔にターバンを巻き付けて目だけ出したような服装で、胸甲を取り払って筋肉が見えている感じ。
 サードフォームはフルプレートを身につけたような外見。ドット絵が元。

・攻撃を繰り出す度に武器が切り替わる(ランダム)
・エクスカリパーが出ると問答無用でダメージ1
・遠距離からの攻撃が可能な「ロケットパンチ」スピードが高く誘導もする。EXモード時はギルガメッシュの腕が八本になるので、ロケットパンチも八つ出る


 ◆他キャラクター紹介より

 ●サードフォーム
 バストアップで掲載なので全体は分かりませんが、ユウナとプリッシュの画面写真はサードフォームの物もあり。

・ユウナの衣装はウェディングドレス姿。ベールは被っていない
・プリッシュは水着姿のアレンジ袖無しでビキニの上っぽい露出度の高い青いトップスを着ている。ヘソ出しだがボトムスは変わらず、スカートにスパッツ
追記:青いトップスは「青水着」(アイドル戦士ミュモルのイラスト)だと思う。画面写真が小さいので判別しづらいが、スカートじゃなくてパレオかも。スパッツを履いているのは間違いなし。ブーツはイラストにある左右が開いた物かも
・バッツは既出だった気がするがドット絵を元にした服装
・エクスデスは原作ネオエクスデスをモチーフにした脱げエクスデス

 その他キャラ紹介計4ページ、ゲーム紹介4ページあり。


 ◆インタビュー

 ディレクターの高橋光則氏と、クリエイティブプロデューサーの野村哲也氏へのインタビュー。

高・ギルガメッシュはFFVのギルガメッシュで、天野さんのイラストが元になっている。アナザーフォームがFFVIIIの物で、サードフォームがFFVのドット絵が元ネタ。ドット絵は貴重で、野村氏が当時スケッチブックに描いた元ネタがあるが多分どこにも公開されていない。きっちり描いてあったのでそれを見ながらドットを打っていたらしい。ドットを打ちながら変わったとも言うが

高・ギルガメッシュのバトルコンセプトは「スクランブルファイター」。その名の通り非常にコミカルで使っていて楽しい。最大の特徴は流れが本人にも予測不可能で武器が完全ランダムな所。攻撃する度にランダムで武器が変わり、どれを使うのか分からない。武器は八本あるが、それぞれリーチが長い、ダメージが大きい、EXフォースを放出しやすいなど特性があり、エクスカリパーもある。ダメージが1しか入らない、というギャンブル性の高いキャラクター。シリアスなキャラはどうしても遊んだり崩したり出来ないが、ギルガメッシュは逆にそういうキャラなのである意味前作でケフカを作っていた時の感覚にも似ている。作っていたスタッフも凄く楽しそうだったし、動いているのを見て「こうきたか」というようなアイデアを出し合って色々やってくれた。原作でもミサイルやロケットパンチを出していたが、3D化するに当たってモーションにも遊び心が盛り込まれている。ミサイルを撃ったら自分で耳を塞いだり、ジャンプしたら頭から突っ込んで地面に刺さったり。そういう全体的にコミカルなキャラクターなので、動いている所を是非見て欲しい

高・声優は中井和哉さん。凄かった。最初からキャラを掴んでくれていた。難しいかと思っていたが、すんなりと。ぴったりだと思った。ギルガメッシュのイベントは必見なので本当に楽しみにして欲しい。自分たちで作ったイベントを見て、声を出して笑えるというのは滅多にない。中井さんの演技の素晴らしさが出ているので、本当に楽しみにしていて欲しい

高・プレイ時間は12回目で15時間ぐらい。13回目を含めるとストーリーだけで60時間ぐらい。ショートストーリーなども含めると相当なボリュームになる

高・プリッシュとギルガメッシュは当初13回目まで含めてクリアしたら解禁するようにしていたが、そこは前作で遊んだ人も多いので12回目を終えたら開放されるようにした。やり込み要素は12回目クリア後から挑戦可能だが敵が強い。最初は13回目クリア後を推奨

高・公式のオリジナルクエストは、原作で見られないキャラ同士のコミュニケーションをネタにするなど、補完的な物を配信しようと計画している

高・データインストールは最大で800MB超とそれなりに時間がかかるので、買った日はそのまま遊んで寝ている間にインストールをお勧め

高・アイテムは銃や棒などのカテゴリを増やし、アクセサリは間引いたりと色々手を入れた。引き継ぐとユーザーも混乱しそうなので引き継ぎ無しに

高・素材は戦えば戦う程手に入るので、楽しく集められると思う

高・お気に入りのサードフォームはウォーリアオブライト。EXモードになるとクラスチェンジする
野・大統領。サンダル装備のラグナ
高・原作では歳がいった時の格好だが、DDFFではあくまで27歳のラグナで年齢は変わらない

高・ユウナは召喚獣が出るので操作感は特殊になる。キャラと別の場所から技が出るので、技まで特殊だと訳が分からなくなりそうなのでスタンダードな技性能に調整した。プランナー泣かせで、行けるか不安と何回か言われた
野・召喚獣を出さずに戦おうとしていた
高・最初はドレスチェンジの方にしようかと野村氏と話したが、やはり原作の方だろうとなった
野・ユウナはやっぱり召喚獣を出して戦わないと
高・どうしようかと思ったw処理負荷も心配で、オーダーされた時にスタッフを緊急招集したwどうやったらやれるかを模索し、試行錯誤の上で結果上手く行った。やってみる物だなとw

高・ユウナは攻撃の見た目が派手になる。召喚獣が出てくるので。やれてよかった

高・勝ちポーズで背後に出る召喚獣はランダムで出る。モーションを作ったスタッフがやりたいと頑張っていた

野・ユウナはどうやって戦うのかと聞かれたが、「いや召喚士だから」とw

高・自由に出来たので、最初の方で要所要所で相談して後はすんなり行けた。緊急招集は他にはなかった
野・自分からは初期にこういう風にと言ったぐらいで後は任せていた。前回で基本は出来ているので大丈夫だろうと

野・ここだけは、というのはEXモードだけにならないもう一つの柱を、と最初に言ったぐらい。後はユウナは召喚士で、召喚獣は2Dじゃなくて3Dで出さなきゃ駄目だとw

高・ティーダを名前で呼ぶのは異説ならでは

高・システム的な召喚獣は追加は8体。FFVのシルドラは相手召喚獣の効果を打ち消すなど特殊な物も

高・調整はHP攻撃を当たりやすくしたり、よりアグレッシブに攻撃する方にシフトしようなどという事で基本全員アッパー調整されている

高・前作キャラではフリオニールは何度か調整した。TGS体験版の評判を聞いて何回かバージョンアップしている。シャントットはコンボが繋がるように

高・フリオニールは本当に意見が多かったので純粋にパワーアップしている。シャントットはコンボの繋がりを見直した感じ

高・一人強くしたら他も全体的に上げないと行けない可能性もあり、スタッフ内対戦を毎週やってバランスを見た

野・次回作はない。このパターンのディシディアは今回で終わろうと思っている。UT版も無い。海外版がほぼ同時に出るので出しようがない。KHIIの時は今は予定が無いと言ったら出ないと思われてしまったが、出ない時は出ないときっちり言う。本作のUT版は出ない。ただし、全く違う形でのディシディアの登場は今後あるかもしれない

野・ディシディアシリーズとしては、今後も何かしらの新しい形は登場する可能性はあるかもしれない。が、この対戦ベースの物はやりきったんじゃないかと思う
高・皆さんが思っている以上にやりきった感はある。一生遊べるんじゃないかと思うぐらい作り込んでいる
野・スタッフには1対1の対戦物を数年にわたってやって貰ったので、そろそろ違うジャンルの物を作らせてあげたい。このパターンのディシディアはやりきったと思う。が、過去のキャラクターが3Dになって復活するというのはわくわくするので、機会があればディシディアとしては何かをやりたいとは思ってはいる。ただ、その時もこのディシディアではないと思う

野・NGPの発表会当日は会場に北瀬氏が行っていた。NGPの開発中には自分も何度か意見やアイデアを出させていただいた

野・NGP向けタイトルの話はまだお話しできない

野・KHBbSのDL版は何とかしたいが、お話しできない理由で難しい。ただしスクエニやディズニー、宇多田さんの問題ではない別の事情なので、誤解はしないようにして欲しい。今後も何とか可能になる方法は考えていくつもりだが、まだ時間は必要

(最後に)
高・集大成としてこれでもかと詰め込んでいる。どんな人にも楽しんで貰える場所があるように作っているので、RPG好きでもACT好きでもジャンルに拘らず、キャラ好きな人にも楽しめるように。FFキャラを登場させた現在出せる最高のゲームが出来たと思うので是非遊んでどれほどの物か見て貰いたい。楽しみにして欲しい
野・前作もかなり長い間ファンの方が遊んでくれていたが、今回はより以上に長く遊べる作りになっている。少なくとも「零式」まで飽きずに遊べると思うので、ずっと遊んで欲しい


 インタビューの下の方にライター陣のプレイインプレッションがあるが、概ね好意的。全員100時間以上遊んでいるようだが…

 巻末のバイヤーズガイドでは評価「S」(最高)シンプル操作で爽快アクション、初心者でも安心、原作ファンの琴線に触れる演出が豊富、遊びごたえも抜群。インストールしても読み込みがやや長い。

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