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2011年3月22日火曜日

DPS492 PSP「英雄伝説 碧の軌跡」[ファルコム]初報

 ◆概要等

・9/29発売予定、6090円
・ドラマCD同梱版は7980円、完全予約限定版は9240円
 完全予約限定版にはティオとエリィのねんどろいどぷちが同梱。3月末から5月末までの完全受注生産となる予定。ねんどろいどぷち単体での販売は無し。
・サブタイトル上には「アオノキセキ」とある

・最初のページは見開きで、左に大きく天球儀のような球体の中で眠っているキーア
・3/24よりYoutubeやニコニコ動画で公開される予定の予告ムービーのカットらしい

・「すべてを零へ――」


 ◆キャラクター
 近藤社長のコメント付き。

 ●「ロイド・バニングス」
 SSSのジャケットを着ているのでイメージはそのまま。
・ロイドは本作でも主人公として仲間達を引っ張っていく。街の新しい体勢に対して色々取り組んでいるという所から物語がスタートする

 ●「ノエル・シーカー」
 警備隊の制服ではないが、ジャケットにベレー帽、ネクタイを身に付けているので印象は割とそのまま?ボトムはオーバーニーソックスにピンクがかった赤のショートパンツ。
・警備隊の制服でない所が一つのポイント。警備隊でも色々変化が起きていて、彼女も前作とは違った所で頑張っていく

 ●「ワジ・ヘミスフィア」
・元々謎の多いキャラだったが、本作でもその点が一つのキーワードになる。服装も変わった。アッバスに関しても明かされる事がある

 ●「オリヴァルト・ライゼ・アルノール」
・クロスベルだけで完結する物語ではないので登場するのは必然。他にもこの展開で登場しないのはおかしいというキャラが登場する

 ●「シャーリー」
 赤髪で、後ろでまとめた髪が長い他はショート、ショートパンツにサスペンダー、臍だし肩だしの露出度が高く、左半身に入れ墨の入った女性キャラ。大きな箱を右肩に下げている。
・謎の女性キャラ。いずれ詳しく明かすので、容姿や服装から色々想像して貰えると嬉しい。シリーズの経験者は何か気付くかも


 ◆建物や乗り物など

・水辺(川縁?)にある町、ビーチ、タワー(高さはIBCビルの三倍ぐらい)、ターミナル、テーマパーク、洞窟入り口などが紹介

・特務支援課に導力車が支給され、カスタマイズも可能に
・他に「乗り物」としては戦車が三種類、列車砲が複数種、赤い飛行艇が二種、小型導力戦車が紹介
 プレイヤーが乗れるかは不明、大体乗れなさそう。


 ◆インタビュー

 日本ファルコムの近藤季洋氏へのインタビューより。

・タイトルをSCではなくリニューアルしたのは、SCは思い浮かんだがそこに落ち着いてしまうと安心感はあれどそれ以上の物を想像して貰えない。また、零の軌跡は青色のイメージがあった。ロイドのジャケットやティオの髪色の印象が強かったせいかもしれないがw単純な青では新しいテーマとしている「無限の可能性」にそぐわないので、青の深みや広がりを加味した碧(みどり)と書いてあおと読むタイトルに決定した。これはキーアの髪の色とも関連している。大きな流れの中でそれぞれに行動している人がいる、色の変化からそういうことを想像したり捉えて貰えると嬉しい

・「すべてを零へ――」というフレーズは3/24から公開予定の予告動画を見て貰えればピンと来ると思う。その中でも紹介しているが、新ストーリーはキーアの心の動きや葛藤を一つの基軸に展開していく。キーアが重要キャラというのは零の軌跡の時点で明かしていたが、彼女の力や秘めている部分をしっかり描く所まで話が進まなかった。いよいよ本格的にキーア関連のドラマが動き始める。クロスベルの街の歴史にもスポットが当たる

・ムービーの内容については明かせないが公開に大反対したカットもあるwインパクトが強いので公開されることになったが、重要なカットなのでチェックしてみて欲しい



・物語の始まりは前作の数ヶ月後。特務支援課は周囲からの目も変わり、クロスベルの変化もある。クロスベルは大陸の金融、流通の中心である一方で政治的な基盤が脆い、そこが発火点となる。舞台はクロスベルだが、隣接するエレボニア帝国やカルバード共和国、更にリベール王国やレミフェリア公国などを巻き込んだ大事件が発生する。一つのコンセプトとして「英雄伝説史上最大のクライマックスを描こう」という事なのでそのぐらいの規模でドラマが進む

・ロイド以外の特務支援課メンバーはあえて出していない。いない事にも理由があるが、色々想像してみて欲しい

・エステル、ヨシュアらがどこにいるかは誰も知らない。ストーリーの流れの中で空の軌跡のキャラが必然的に登場する事はあるが、カシウスのように美味しい部分だけをさらっていくという事は無く、クロスベルの問題はクロスベルの人間で解決するという形になるので、空の軌跡のキャラは深く関わりつつも少し引いた位置になる



・(オリビエや幻焔計画について)リベール以上の大事件になるので世界の深い部分に関わっている人たちが登場しない事はありえない。どういう形かは言えないが全てが動いていくと捉えて貰えれば

・別の至宝が登場するかは、期待されている所はフォローしていく予定。何を指しているのか、どういう形で登場するのかは楽しみにしていて欲しい。臭わせるだけで何も描かないと怒られるが、今回はびっくりするような事件が幾つも連続で起きるので皆さんにも驚いてもらえると思う。伏線は前作から細かくちりばめているのでたっぷりぜひ復習しておいて欲しい



・バトルは前作を継承しつつ新要素を加えて快適に遊べるようにしている。オーブメント周りはちょっと改良した。これまでと少し趣が違うというか、多分新鮮に受け取ってもらえると思う。他には支援要請は気合いを入れている。新要素としては公用の導力車が支給され、少しカスタマイズ出来るようになっている。部屋やオーブメントのカバーチェンジ程度の感覚だがパーツの種類を用意している

・フィールドアクションは簡単すぎると言われないか不安だったが、ある程度の手応えが得られたので中核に据えてバランス調整をしたいと思う

・プレイアビリティの向上という改良や、スキップ機能を充実させた。アーツや一斉攻撃の演出スキップなど。他にも爽快な連続攻撃システムなど満遍なく梃子入れをして遊びやすくなっている。開発としてはティッシュを一枚ずつ重ねていくような作り方だが、完成してみると思いの外厚みが出ていたりするw



・限定版のねんどろいどぷちは、ティオの方はマントの下から腕を出すデザインは造形的に難しいと言われたが譲れない部分なので頑張って作ってもらったw完成度が高くて驚いている

・限定版にはねんどろいどぷちの他にドラマCDを同梱する予定。ドラマCD同梱版と通常版と三種類を発売予定。完全予約限定版は5月末までの完全受注生産なのでぜひ予約して欲しい。スタッフも予約すると言っていたw

・アニメも、スタッフの方がファルコムのゲームが好きだとか空の軌跡のファンだと言ってくれて、かなりこだわって作ってもらっている。今年中には何らかの形でお見せしたいと思うので期待して欲しい



・コードネームNGPはPSPの機能を純粋に進化させたようなハード。PSPには無かった物が全て詰まっている感じで、またPCに少し似ている部分もある。なのでPC時代からゲームを作ってきた私たちにとってはこれまで出来なかった事が実現出来る感覚で、大きな可能性を感じている。NGPでの展開としては、本体と同時発売を目指してRPGを開発中。時期が来たら情報を公開するのでよろしくお願いします

・碧の軌跡は、創立30周年記念作品と銘打って発売するからには総力を結集して完成させたいと思っている。30周年を迎えられる会社は0.5%とも言うので、ゲーム業界で達成出来たのはユーザーの皆様のお陰と思っている。「きちんと、ていねいに作る」という創業以来のスタイルも欠かせない要因だと考えているので、今後もそこを大事にしつつ「碧の軌跡」に全力で取り組んで行く。皆さんに満足して貰える作品を目指すのでご期待下さい


 次号では更に続報をお届け予定。


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日本ファルコム
PSP
参考価格: ¥ 7,980
価格(公開日現在) : ¥ 7,182
OFF : ¥ 798 (10%)

 

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