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2010年11月10日水曜日

F1145 クロスレビュー

 分量が多いので簡潔に。敬称略。



 ●Kinectチーム
 レビュアーは上(左)から松井ムネタツ(箱通編集長)、ふじのっち(十月から箱通編集部)、戦闘員まるこ、ローリング内沢(箱公式番組解説者。


・ 「クロスボード7」[KONAMI] : 7 / 8 / 7 / 7
 1ゲームあたり2分程度。やり込み込みで6時間。

・全身を使うボードゲーム。キャラ、コース、ルールが多彩でやり込み要素もあり。キャラは好みが分かれる。オン対戦無し(ム)
・スピードを競う以外のルールが充実している。スノボ経験者なら良いが未経験者にはシビアすぎる(ふ)
・体感的な表現は上手くできている。ゲーム的な要素もありやり込み甲斐はあり。バランス感覚がないと十分楽しめない(戦)
・スノボゲーとしての完成度は高いがコントローラで遊べそうでKinectらしさが薄い(ロ)


・ 「DanceEvolution」[KONAMI] : 9 / 9 / 8 / 7
 一曲あたり二分程度、やり込み要素込みで12時間程度。

・画面に合わせて踊るのが心地良い。ダンスそのものの魅力を再確認出来る(ム)
・プレイヤーが実際に踊るのが特徴。ポイント箇所以外は正しく踊らなくても平気というアバウト仕様。楽曲数には満足。画面に姿が映るので恥ずかしい(ふ)
・見よう見まねでも踊れる手軽さ。ポーズを覚えれば上手く踊ってる気分になる。自分はバックダンサーなので主役になれない感(戦)
・マークに合わせて体を動かすだけ。ゲームならではの駆け引きや仕掛けが今一無い。ダンスレッスンならもう少し実用性が欲しい(ロ)


・ 「ソニック フリーライダーズ」[セガ] : 8 / 8 / 8 / 8
 シングル12時間、マルチプレイ無限大。

・シリーズならではの楽しみも入っている。体を動かしているせいで1レースの退館時間が長め。最後は息切れ。協力レースは楽しい(ム)
・圧倒的なスピード感。やり込み要素あり。タッグモードでプレイヤーが向き合って手を合わせる行為が辛い。音声入力は秀逸(ふ)
・ボードを蹴る動作でスタートダッシュ。ソニックシリーズならではのスピード感。ギミックは多いがその分覚える動作も多い。中盤以降は一ゲームが長く感じる(戦)
・体を傾けるだけでなく腕を回転させたりレバーを倒す動作でトロッコ操作など動きのバリエーションが多い。プレイヤー二人が両手を繋いで協力する仕掛けは斬新、爽快感あり(ロ)


・ 「Kinectスポーツ」[MS] : 7 / 7 / 7 / 8
 全競技プレイで5時間。クリアという概念はない。

・操作が分かりやすい。多人数プレイなら+2点しても良い。一人プレイはストイックになりそう(ム)
・競技は六種だが陸上競技は五種目の合計を競うので実質11種目分と考えるべきか(数字はママ)。一人プレイだと物足りない(ふ)
・ルールはすぐ覚えられる。画面の指示より先行して動く感覚に戸惑う。競技はもう少し欲しい(戦)
・インターフェイスは使いやすくチュートリアルも親切。ゲームは浅い(ロ)


・ 「Kinectアドベンチャー!」 : 7 / 7 / 7 / 9
 全クリアまで12時間、色々チャレンジすればいつでも。

・センサーに同梱されるだけあり一通り体験出来る。一人でやり込むには向かない(ム)
・Kinectがどんな物か体感出来る。ゲームとしてはトータルでは及第点。浅い(ふ)
・Kinectならではで丁寧な作り。似たようなステージが多い。アドベンチャーモードで同じゲームが続く(戦)
・Kinectの軌道を遊びとして昇華させた。雰囲気も良い。バラエティに溢れプレイヤーを飽きさせない(ロ)


 @これを買え

・「DanceEvolution」(ム)
・同梱ソフト(ふ)
・同梱ソフト。ダンエボとソニックも(戦)
・同梱ソフト(ロ)



 ●携帯ゲーム機チーム
 レビュアーは上(左)からレオナ海老原、ウワーマン、本間ウララ、ローリング内沢


・DS 「維新の嵐 疾風龍馬伝」[コーエーテクモ] : 8 / 8 / 8 / 7
 クリアまで20-30時間、やり込み込み50時間。

・基本会話中心。中盤以降は要人を説得して回るゲームに。キャラ絵に動きが無く地味(レ)
・システムは風変わりだが簡単。作業感がある。物語の演出が地味で素っ気ない(ウ)
・目的ははっきりしているので取っ付きやすい。カードバトル説得は三すくみ。剣道と花札はシビア(本)
・ADVとSLGを足して割ったようなゲーム。ライトユーザーでも楽しめる作り。ミニゲームはアクセントに。お使いゲーム(ロ)


・DS 「ソニック カラーズ」[セガ] : 8 / 8 / 8 / 8
 クリアまで6時間程度、オールクリアまで15時間以上。

・丁寧な作り。上下の画面をソニックが行き来して見失いやすい。ボリューム不足(レ)
・疾走感は凄い。能力使い分けは色々使い方が用意されている。ボスバトルは燃える(ウ)
・シリーズならではのスピードが爽快。上下画面を駆け回るのが忙しい。能力を駆使するのも良い(本)
・初代ソニック風。スピードが速すぎて訳が分からない内にやられる。やり込み甲斐あり(ロ)


・DS 「もっと!スティッチ!DS リズムでラクガキ大作戦♪」[ディズニー] : 8 / 7 / 7 / 8
 全クリアまで20時間。

・リズムアクション+お絵かきで幅が広がった。ステージ大幅増加。ポーズするとやり直しになる(レ)
・見る楽しみがある。着替えや曲数はかなり増加。リトライ可能になったがポーズ機能が無い(ウ)
・落書きが楽しい。音符と曲のリズムがしっくり来ない。ミスするとテンポが掴みにくい。着せ替えは豊富(本)
・ボリュームが前作よりアップ。アクションが多彩で飽きさせない。見た目が楽しい(ロ)


・DS 「スーパーカセキホリダー」[任天堂] : 8 / 8 / 8 / 8
 プレイ スタイルに よって 異なります

・クリーニング作業はシンプルながら歯ごたえがある。慣れると作業感が強くなる。戦闘の戦略性は高い(レ)
・化石を掘るのが楽しい。地味な作業だが。バトルは熱く対戦も可能(ウ)
・化石掘り作業につい夢中に。キャラグラが粗いので見た目変化が楽しめない(本)
・タッチペンとマイクを活かしている、化石クリーニングは手を動かす心地よさがある。テンポが良い。バトルは戦略性が高い(ロ)


・PSP 「ワールドサッカー ウイニングイレブン2011」[KONAMI] : 8 / 8 / 8 / 8
 一試合最短五分、ワールドプレイヤーモードの最優秀選手獲得まで30時間程度。

・代わり映えしないが安定した内容。四人同時プレイあり。ワールドプレイヤーモードでディフェンダーが選べる(レ)
・モードが追加で更に豊富に。四人同時プレイが可能に。エディット選手が育成出来る。実況解説あり(ウ)
・携帯機では随一のサッカー感。ワールドプレイヤーモードは選手の能力が実感出来る(本)
・四人同時プレイは嬉しい。シーズンを戦うモード追加は○。プレイ感覚が前作と変わらない。ワイド画面でボールが小さく見辛い(ロ)


・PSP 「クリミナルガールズ」[日本一ソフトウェア] : 8 / 7 / 6 / 7
 通常エンドまで約30時間。隠し要素込みで40時間程度。

・戦闘がユニークで使える技が増えるほど狙った物が使えないが設定には合っている。おしおきは変態チックで良い。ダンジョン構造が代わり映えせず単調(レ)
・注目はおしおき。ダンジョンの探索が単調。階層が変わっても似た敵が多い(ウ)
・おしおきは女性には抵抗があるが育成要素は面白い。ダンジョンは仕掛けにひねりが無く単調。戦闘画面は賑やか(本)
・女の子の提案で戦うシステムは目新しい。運ゲー。プレイヤーが怒られるストーリーは気分が悪い。世界観は面白い。難度は高い(ロ)


 @これを買え

・坂本龍馬なら「維新の嵐」、スティッチなら「スティッチ」、折檻なら「クリミナルガールズ」(レ)
・一押しは「スーパーカセキホリダー」(ウ)
・幕末ブームで「維新の嵐」、「カセキホリダー」(本)
・飛び抜けた物はないが安定(ロ)



 ●据え置きゲーム機チーム
 レビュアーは上(左)からデビル藤原、乱舞吉田、モリガン長田、ジゴロ☆芦田。

・Wii 「ウイニングイレブン プレーメーカー2011」[KONAMI] : 9 / 8 / 8 / 8
 一試合最短五分、チャンピオンズロードモードはクリアまで50時間程度。

・代わり映えしないが安定。南米選手権が遊べるのは嬉しい。新要素も良い。操作は忙しいが慣れればはまる(デ)
・独自の操作は慣れが必要だが魅力的。新要素が少ない。チャレンジモードはボリュームあり(乱)
・操作は忙しいが慣れるとチーム全体を思い通りに動かせる。視点変更も改良。オン対応モードも充実(モ)
・基本はシンプル操作だが応用操作を覚えるのが大変。チュートリアルは丁寧(ジ)


・Wii 「ソニック カラーズ」[セガ] : 8 / 8 / 8 / 10
 クリアまで6時間程度、オールクリアまで15時間程度。

・ハイスピードで気持ちが良いが状況が分からなくなる。難度はやや高め。やり込み甲斐はあり(デ)
・スピード感が気持ちいい。ルート探しも楽しい。背景のせいでソニックが把握しづらい(乱)
・アクションが気持ちいい。仕掛けが多彩。視点がころころ変わる(モ)
・スピード感が気持ち異。ステージの立体ギミックに驚き。新たなカラーパワーでクリア済みのステージでも再発見がある(ジ)


・Wii 「たたいて弾む スーパースマッシュボール・プラス Wiiリモコンプラス付き」[任天堂] : 8 / 7 / 8 / 7
 プスよ異

・あまり面白くないがじわじわ面白くなりはまる魅力はある。簡単操作で手軽。難度はやや高い(デ)
・リモコンを振るだけでゲームを成り立たせている。右から登場する敵がスコア等で見にくい(乱)
・慣れが必要だがはまる。クリアは簡単だが高評価を取るのは難しい。リモコン付きでお得(モ)
・シンプルで取っ付きやすい。主人公の特性がステージ毎に変わり単調にならない。ゲームは浅い。ボリュームも少ない(ジ)


・PS3 「EA SPORTS 総合格闘技」[EA] : 8 / 7 / 8 / 8
 一試合5-20分程度、やり込みエンドレス。

・駆け引きは熱い。ライトファンでも知っている格闘家が多い。チュートリアルが不親切(デ)
・操作は比較的簡単で攻防が楽しめる。キャリアモードは著名格闘家が支障なのが魅力的。目新しさが無く直訳ローカライズが残念(乱)
・実在ファイターや階級、格闘スタイルが選べる。マウントや関節技は慣れるまで難しいが決まると爽快感がある(モ)
・総合格闘技を良く再現している。選手の特徴も良く出ている。ディフェンスのタイミングや成否が分かりにくい(ジ)


・360 「EA SPORTS 総合格闘技」[EA] : 8 / 7 / 8 / 8

・キャリアモードは実在ファイターがトレーナーでやる気出る。流れは目新しくない。打撃は操作が直感的だが他は複雑。ロードが長く頻繁(デ)
・打撃が直感的に出せすんなり遊べる。サブミッションはミニゲーム風でユニークだが手間がかかり煩わしい(乱)
・グラフィックがリアル。戦い方に戦略が必要。キャリアモードはかなり個性が出せる。トレーニングもミニゲーム形式で楽しい(モ)
・打撃を当てた時が良い感じ。試合を決めると快感。打撃操作はやりやすいが、ハイローやキックを入れると若干ややこしい。演出が代わり映えしない(ジ)


・PS3 「ザ・シムズ3」[EA] : 8 / 8 / 8 / 7
 特に終わりはない。

・シムを細かく設定出来る。やれる事が多く長く楽しめる。自由度も高い。が理解するまで時間がかかり敷居が高い(デ)
・シムの設定が細かく○。指示は出せても基本観察なので好みが分かれる。一部の漢字が非対応だった(乱)
・目的の人を探しやすくなった。シムの設定が細かく出来る。目標も多く設定されている(モ)
・シムたちの行動が多彩で観察が楽しい。カルマパワーでの大きな変化も面白い。目的を持つと忙しい。単調(ジ)


・360 「ザ・シムズ3」[EA] : 8 / 8 / 8 / 7

・キャラ作成が細かい。自由度が高い。カルマパワーも面白い。チュートリアルは丁寧だが情報量が多すぎ理解しにくい(デ)
・好みに合えばはまる。出来る事が多く覚える事も多いので敷居が高い。ロードが長い。職場の建物内部が再現されていない(乱)
・プレイヤー以外の観察も楽しい。カルマパワーはお手軽に大きな変化が起こせる。シムが建物内にいると覗けない(モ)
・外見以外に性格などでも個性が付けられる。チャレンジが多彩で目的も多い。自由度が高いので何をすれば良いのか戸惑う。グラフィックが今一(ジ)


・PS3 「アガレスト戦記2」[コンパイルハート] : 8 / 7 / 8 / 8
 クリアまで約60時間、やり込み込みで100時間以上。

・全ての部分で前作よりスケールアップしていて長く遊べる。バトルは色々出来る分理解に時間がかかるがチュートリアルがある。シナリオも魅力的(デ)
・ファンのツボを押さえた作り。やり込み要素満載で長く遊べる。全体的に丁寧だが手法が古い。バトルは戦略性が高いが分かりにくい(乱)
・バトルのグラフィックが向上しテンポ良くなった。微エロミニゲーム増加。やり込み要素が多く長く遊べる(モ)
・会話や戦闘でキャラが良く動く。ミニゲームやイベント作成などのおまけ要素も。戦闘は爽快だが敵の攻撃が長く長引きがち。システムが詰め込まれ取っ付きにくい(ジ)


・PS3 「コールオブデューティ ブラックオプス(字幕版)」 : 10 / 10 / 9 / 10
 キャンペーンクリアまで12時間、オンライン何時間でも。

・キャンペーンモードはストーリーと展開が魅力。ゲームに引き込まれる。ゾンビモードは本編と違う面白さ(デ)
・完成度が高く演出がすばらしい。のめり込む。吹き替え版も収録されていれば良かった(乱)
・グラフィックに驚嘆。キャンペーンはストーリーや残酷な演出が緊迫感を煽る。ミッションはバリエーション豊か(モ)
・前作と代わり映えしないが安定した出来。キャンペーンは変化に富み飽きさせない工夫がある(ジ)


・360 「コールオブデューティ ブラックオプス(字幕版)」 : 10 / 10 / 9 / 10

・圧倒的な臨場感はぴかいち。キャンペーンモードはシナリオと多彩なミッションが魅力。ゾンビモードなどもあり長く遊べる。難易度は高い(デ)
・FPSとしてのクオリティの高さは変わらず演出が見事、マルチプレイが充実、ゾンビモードはおまけ的(乱)
・グラフィック以外に音もリアル。武器や乗り物も多数あり。マルチプレイは白熱。ゾンビモードは白熱(モ)
・目的地表示が分かりやすく迷わない。チェックポイントも細かく遊びやすい。ゾンビモードやオンラインマルチも○(ジ)


・PS3 「肉弾」[SCE] : 7 / 7 / 6 / 8
 クリアまで10-15時間程度。

・腕の振りが反映され殴り合ってる感覚に。対戦相手は多いがモードが少なくボリューム不足。グラも今一。アドバイスをくれるキャラが熱い(デ)
・パンチの速度や角度が正確に再現されるのにびっくり。相手に勝つには本気で振る必要がありハード。モードが少なくMove一本だと十分楽しめないのが残念(乱)
・ゲームと言うよりシミュレーションに近いプレイ感覚。操作が反映されるのは良いが、ボクシングの動きになれていないと一苦労(モ)
・かつて無いほど分かりやすい直感的操作で一体感が得られる。相手を殴り倒す快感はかなりの物。思ったような動きをしなくてもやもやする事も。展開が単調(ジ)


・PS3 「Moveでパーティ」[SCE] : 7 / 7 / 6 / 7
 一人プレイ時は30分程度、四人だと30-60分程度。

・多人数で遊ぶ分には楽しい。ミニゲームはどれも短時間で遊べ気軽。操作も簡単だが数が物足りない(デ)
・シンプルな内容。ゲーム内の実況ボイスが賑やか。コントローラの感度は良好。ミニゲームが少なく感じる(乱)
・顔写真を自分のアイコンに出来たり、マイクで録った声が使われるのが盛り上がる。ミニゲームはどれも短時間で楽しめるが数が少なく物足りない(モ)
・コントローラの位置調整が直感的に出来る。操作性は快適、ミニゲームの種類が少ない。やり込み要素も少ない(ジ)


・PS2 「ワールドサッカー ウイニングイレブン2011」 : 8 / 7 / 7 / 8
 一試合最短五分、ワールドプレイヤーモードの世界最優秀選手獲得まで30時間程度。

・グラフィックや動きがHD機に劣る。独自モード搭載は○。ピカム・ア・レジェンドでFWとMFしか選べないのが残念(デ)
・進化が感じられないが安定した出来で遊びごたえはある。南米追加はコアなファンには嬉しい(乱)
・新要素のワールドプレイヤーモードは目的を持って遊べるのが良い。目新しさは無いが安定して遊べる(モ)
・操作が上手くできると快感だが慣れが必要。実況の臨場感やゴール演出は良い。モードが豊富(ジ)


 @これを買え

・「CODBO」。「ウイイレWii」人を選ぶが「ザ・シムズ3」も(デ)
・「CODBO」、好みが分かれるが「ザ・シムズ3」、遊んだ時のインパクトは「肉弾」(乱)
・「CODBO」。アクション好きなら「ソニック」「スーパースマッシュボール」。順当なパワーアップの「アガレスト戦記2」(モ)
・「ソニックカラーズ」攻略ルートが多彩で立体的なステージに感心。「CODBO」。「肉弾」は運動になる(ジ)




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