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2010年9月15日水曜日

F1137 PS3 セガ「龍が如く OF THE END」

 ◆概要等

・発売日未定価格未定
・ハードボイルド、アクションアドベンチャー
・総合プロデューサー:名越稔洋

・ネオンが輝いていた神室町だが、突如としてゾンビが溢れる街と化した…
・自衛隊もゾンビさんに追いかけられ、戦車にしては小さい気がするが装軌車両がゾンビわっしょいされていたり

・2011年4月、神室町に突如として現れたゾンビ。死者で溢れかえった町は自衛隊により”壁”で隔離され、その内側はさながら地獄と化した…そこに四人の男たちが立ち上がった!というストーリー
・一応ゾンビが出現したのにも理由があるらしいとか

・でかいゾンビ?も登場
・キャバクラは営業中


 ◆キャラクター

●桐生一馬 CV:黒田崇矢
 謎の男から遥を誘拐したとの脅迫を受け、神室町へ。

●真島吾朗 CV:宇垣秀成
 郷田に関する不穏な情報が飛び交う中でゾンビによる非常事態に遭遇するもこの状況を最大限に楽しむ。

●秋山駿 CV:山寺宏一
 秘書の花と共に神室町へと繰り出し、とある事件に巻き込まれるが…

●郷田龍司 CV:岩崎征実
 桐生との戦いの末に敗れ、その後はたこ焼き屋をやっていたが右手がパワード機械化されている。

●遥 CV:釘宮理恵
 誘拐されたらしい

●花 CV:平野綾
 リバウンドした。

●堂島大吾 CV:徳重聡
 神室町ヒルズ内のショッピングモールでデッドライジング。

●二階堂哲雄 CV:的場浩司
 かつては郷田の片腕として活躍していた。

 その他杉本哲太、栗山千明、石橋蓮司、ピーターが登場。


 ◆インタビュー
 名越氏インタビュー。ついでなのでクロヒョウのも。

 @クロヒョウインタビュー
●開発を終えてどんな気分か
・限られた時間の中でやれる事はやりきった感じ。やり残した事がないと言えば嘘になるが、自分なりに込めたかった思いやゲームとしてのおもしろみは十分に盛り込めたと思う。初めてのPSP作品という事で苦労した部分も多かったが、試行錯誤の中で自分たちなりの答えを見つけたという意味では最初の龍が如くが完成した時の気持ちに近い達成感がある
●見所は
・2Dのムービーを始め色々あるが、大きいのは喧嘩バトル。リアルに喧嘩している感覚を再現する事にこれまで以上にこだわった。体力ゲージがわかりやすいという声もあって迷ったが、最終的には体力ゲージ無しで完成までたどり着けたのが大きく、自分としてはリアリティとゲーム性を両立させる事が出来たと考えている
●通信モードも龍が如くには無かった試みだが
・バトルに力を入れたのは通信モードの事を考えた為でもある。格闘スタイルの数を増やしたりカスタマイズ性を持たせたり、駆け引きの仕組みなど携帯ゲーム機の特徴を活かすシステムを考えた結果として、龍が如くとは異なった魅力を持つ作品に仕上がったと思う
●逆にクロヒョウでの変化に不安を抱く従来のファンもいるのでは
・仕様や主人公が変わったりはしているが、土台は変わらないので安心して欲しい。俺が監修している以上否が応でも似てくるし
●名越さんテイストが盛り込まれているという点では同じと
・容量が減ったからとどこかで手を抜いたかというとそんな事はなく、300分以上のイベントムービーが入っているしドラマ部分もこれまでの龍が如くに引けを取らないと思う
●従来ファンも納得だと
・そう信じている。逆にこれまであまり遊んでいなかった人にも触って欲しいと思う、携帯ゲーム機という事で手軽に遊べるし。クロヒョウを気に入ってくれたら他の龍が如くシリーズも遊んでくれると凄く嬉しい
●本作ではメディア展開も進んでいるが
・テレビドラマと漫画がスタートする。映画は作ったが他のメディア展開は初めて。シリーズ開始当初はイメージが散ってしまうのを避ける為に控えていたが、龍が如くシリーズも広く認知して貰えるようになったのでそろそろ良いじゃないかと思って。リスクも大きいがエネルギーを持った作品だと思うので。内容についてはコミックの作者やドラマの制作スタッフにお任せしている所もあるが、全然違う物になっては困るので最終的には俺が監修している。シリーズファンにはどんな展開になるか楽しみにして欲しいし、漫画やドラマから新しいユーザーを呼んでこられればと思っている

 @龍が如く OF THE END
●こちらはどういう作品か
・クロヒョウの発売前に混乱させてしまうので最初に。クロヒョウとは異なるPS3向けの作品
●いわゆるナンバリングではないと
・そうですね、ちょっと表現が難しいがナンバリングともスピンオフとも言えない作品。龍が如くと同じスタートだが全然別の場所にたどり着く作品というか…スタートが同じと油断していると偉い目に遭うw
●どういう作品になるのか
・龍が如くの魅力は裏社会のドラマとか主人公のカリスマ性がわかりやすい所だが、他にも桐生以外のキャラクターや街そのものにもポテンシャルが秘められていると思う。それを引き出して、違ったエネルギーを持つ作品が作れないかとずっと考えていた。物作りとして、異なる要素の足し算やかけ算をするのもありだと思っているので、極道にゾンビを掛け合わせて何が悪いんだ、という発想に至った。出来上がった映像を見たが絵面がむちゃくちゃ面白いw映像を見て久しぶりに気持ちが高揚した
●タイトルもセンセーショナルだが
・神室町が終演に向かう物語なので間違いではないが、特に龍が如くシリーズが終わる、という事を示唆している訳ではない。まあヒットしなければ本当に終わるかもしれないので頑張りたいなとw
●主人公四人はいずれも人気の高いキャラクターだが
・人気投票をした訳ではないが結果的にそうなった。桐生は外せないとして、真島はぜひプレイヤーキャラとして出したかったし、せっかくなので4からも一人は選びたかった。そしてこの作品の何でもあり感の象徴としてどうしても郷田は出したかった。ファンの夢を叶える部分と開発側が提案したい部分の接点を探った結果が今回の四人
●主人公がそれぞれ銃を所持しているが、いわゆるガンシューティング的要素も盛り込まれているか
・スタッフの間では「ガンショットバトル」という呼び方をしているが、ガンシューティングの要素があると思って頂いて結構です。それぞれ使える銃器があって、それを強化したりカスタマイズしたり。アドベンチャーパートでもガンガン撃てるのでこれまでとは全く違うアクションになる
●ずいぶん思い切ったが
・声を大にして言いたいのが、別にネタで引っ張って逃げてしまおうという作品ではなく、作り手としては至って真面目に作っている。プログラム的な面ではかなり進化しているし、街の見せ方や天候変化、雲による陰りなどこれまでにない映像が見せられるはず。もちろん龍が如くの人間ドラマやアドベンチャーも楽しめるので安心して欲しい
●最後にメッセージを
・滅茶苦茶やっているように見えるかもしれないが、遊んで貰うとちゃんと龍が如くになっているはず。龍が如くはしっかりした芯のある娯楽作品であるべき、と言うのが持論なのですが、その意味ではファンの気持ちを裏切るつもりはない。驚きと同時にある種の不安を覚えるファンも多いと思いますが、それを期待に変えて続報を待って欲しい


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