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2011年1月11日火曜日

DPS487 PSP 「ヴィーナス&ブレイブス ~魔女と女神と滅びの予言~」 [バンナム]

 ◆概要等

・特集記事10ページ
 中でも最初のページは光沢紙が使われている。
 表紙―年表2ページ―名ありキャラ紹介2ページ―バトルシステム紹介、汎用職紹介―レジェンドモード&テイルズキャラ、PSP版新規イベント紹介―開発者インタビュー
 という構成。

・テイルズキャラ
 「クレス」「ミント」「すず」「リオン」「フィリア」「カイル」「ロイド」「コレット」「ジーニアス」「プレセア」「ルーク」「ティア」「ガイ」「ナタリア」「ユーリ」「エステル」「リタ」「レイヴン」「アスベル」「ソフィ」
 がゲーム内に登場し、遠征で使える術技を授けてくれる。一回の遠征に付き一回のみ使用可能。


 ◆新規イベント
 PSP版で追加される新規イベント。レジェンドモード専用。

・「お見合い」結婚させやすくなる
・「ギャンブル」敵の体力ちょうどのダメージで倒すなどの条件を満たして戦闘に勝利するとフィールド上の魔物を一掃
・「強者復活」強さランキング30位内の団員が復活する
・「山賊亭」他の街に支店が出来たという時にその街に行くと全員が絶好調に
・「次元の狭間」魔物がいる街に一気に移動できる。複数いる場合はランダム
・「巡礼」巡礼者を特定の街まで送り届けると予測安全値が大幅増加。巡礼者の人数分パーティ人数が減る
・「闘技大会」魔物と戦ってレベルアップする。負けると死ぬ
・「まどろみの道」五年後に団員を一人送り込める
・「幻の村」壊滅した村を訪問すると団員が何人か若返る。街が崩壊しないと発生しない
・「武者修行」団員2-4名を2-5年修行させ、強化するイベント
 と、全体的に救済措置的な物が多くなっているのでしょうか。


 ◆インタビュー
 制作プロデューサーの川島健太郎氏と、ビジュアルおよびキャラデザの高橋守氏へインタビュー。

川・これまでにも何度かリメイクの話はあったが、制作するタイミングがなかなか無かった。そんな中でVBのBest版が毎月数百本単位でリピートがかかっている背景があり、一定のお客さんが遊びたいと思ってくれているならそれに応えないと、という所から開発が始まった。システム的にいつでもどこでも楽しめるPSPを選んだ

川・リメイクする際は大きく変えるか忠実に再現するかを最初に考えるが、PS2版の画面をPSPに出してみたら思いの外綺麗だったので後者を選んだ。他の作業は解像度や比率が違うので大変だがwなるべくPS2版のままでの再現にこだわっている
高・VBは画面数がかなり多い作品で、その全てのレイアウトを切り直しているので地味に大変な作業。だが、その苦労があまり伝わらないので切ないw

川・ローテーションバトルは、昔他のプログラマーさんとゲームはルールが簡単な方が分かりやすく、簡単だけど必勝法が無い、必勝法が無いからこそ戦い方に個性が生まれる、そんなゲームを作りたいと話し合っていた、そんなシステムを考えながら過ごしていたある日、別の仕事でバレーボールのゲームを作っている時にそのローテーションがヒントとなって思いついたw得手不得手があって助け合えると良いと。そこからは戦闘システムの構築は早かった

川・メンバーが七人なのは一緒に組んでいたプログラマーと私が七人の侍が好きだったからw



川・クロニクルモードがブレイブス・レジェンドモードに名前が変わったのは、ルール的には変わっていないが新イベントやテイルズキャラなど、新要素をフル活用すると以前のモードとは違う形で騎士団を強化できる、そういう意味で遊び方が変わるなら名前も変えた方が良いかと思って変更した。新要素を利用するとクロニクルモードとは全然違う事が分かると思う
高・新イベント「まどろみの道」は奥深い。数年後はこうなると予測できる人がやるイベントなので、使いこなせたら凄いと思う

川・プレイの上で、キャラが衰退したら外すのは一概にはお勧め出来ない。上手い人のやり方の一つは、成長が最高潮に達する前に団員から外すという物。強いキャラや召喚精霊に頼りすぎると次の世代で戦いが辛くなるはずなので。ワントップではなく、全体を底上げしていくのがコツ

高・お気に入りの職種はアーチャー。最初にデザインしたのがアーチャーで、その後のデザインもそれを基本にしたので思い入れがある
川・お気に入りは祈祷師。上手く使うと圧倒的に実力差がある魔物も倒せる可能性があるので。素早い祈祷師が最強だと思う

川・製品版にはメインテーマは収録されているのでご安心を

川・「7」のサントラはPSP版の発売に合わせてiTunesで配信する予定。VBについては検討中なのでもう少しお待ちを

高・今回、キービジュアル(特集表紙のイラスト)を7年振りに描いたが、沢山のキャラを細かく描き込んだので、大きいポスターを見たら是非細部まで見て欲しい
川・本作のシステムは他に似た物が無いと思う。初めてプレイする方はこういうRPGもあるんだと思って頂けると嬉しい。後は、ブレイブス・レジェンドモードを遊んだらどんな騎士団が出来てどういう歴史になったかネットに発信して欲しい。そういう書き込みを見るのを楽しみにしているので、是非色々なご意見やお話を聞かせて欲しい


 ◆レビュー
 敬称略。レビューは全文ではないです。
 レビュアーは左(上)から梅津爆発、YU、ゲスト一号、ウォルフ中村。

・PSP 「ヴィーナス&ブレイブス ~魔女と女神と滅びの予言~」 [バンナム] : 80 / 85 / 90(M.N,赤) / 70

・7を300年近く遊んだのでレジェンドモードが遊べるだけで幸せ。戦闘中の行動を減らし、準備にパズル的な楽しさを生み出しているバトルシステムが素晴らしい。現在と未来のバランスを取りつつ騎士団運営も良い意味で頭を悩ませる。新イベントが増えているのも嬉しい。読み込みが全体に長め、六個しかセーブできない、ソフトリセットが無いなどの理由で快適に遊べないのが残念(梅)
・団員が老衰や結婚などで去ってしまうのが寂しい。ブラッドの心境を考えるととても切なく、物語に引き込まれた。戦闘は独特できわめてシンプルだが、敵味方の行動を考えて編成するなど戦術せいがあって面白い。編成から戦闘に移行する際の読み込みの長さが少し気になった(YU)
・バトル前にじっくり戦術を立てて隊列を組み、戦闘時は列をローテーションで入れ替えるシステムがユニーク。パズルゲームのような中毒性がある。難易度も選べるので無理なくプレイできる。とても良くできたゲームだが、ローディングの長さやエフェクトがカット不可なのが少々残念。だが、それ以外にマイナス要素は無い(M.N.)
・各要素を考えて隊列を組むのが面白い。7人という人数制限も絶妙。敵味方の行動は分かるが、会心攻撃などで育てたいキャラでとどめを刺せない歯がゆさもある意味楽しい。精霊召喚、アイテム成長、出産という要素も○。マップのカーソル移動が遅い(四倍速は速すぎ)、セーブできるタイミングが微妙(日時と章しか出ない表示も不便)、ランダム要素(魔物や入団希望者など)に振り回されがちなのは残念。戦闘結果画面など待たされる場面が多く全体にテンポが悪い(ウ)



「ヴィーナス&ブレイブス ~魔女と女神と滅びの予言~」(Amazon)
バンダイナムコゲームス
PSP
参考価格: ¥ 5,229
価格(公開日現在) : ¥ 4,164
OFF : ¥ 1,065 (20%)
2011年1月20日発売予定

 

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価格(公開日現在) : ¥ 650
2011年1月13日発売予定

 

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