F1158 3DS 「テイルズオブジアビス」 [バンナム]

　◆概要等

・春予定、価格未定

・イベントシーンはワイド画面に
　「裸眼立体視の機能を使わずとも3DS版ならではの臨場感が味わえる」
・バトルは立体視で相手との距離が掴みやすい、他下画面が四分割され、仲間に術技の指示が可能に
・フィールド時は下画面にマップが表示される

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　◆インタビュー
　テイルズスタジオのゼネラルマネージャー、吉積信氏にインタビュー。

・約5年前に発売したPS2版は、10周年に相応しい物を作ろうという思いでスタッフが団結し、厳しいスケジュールを乗り越えた思い出がある。集大成だが王道ではない、純度の高いRPGに仕上がったと自負している。かねてからこれを携帯機で遊べるようにしたいと思っていたので、それを実現出来るのは嬉しい

・3DSを選んだのは単なる移植でなくもうひと味を加えられると思ったから。テイルズシリーズはずっとキャラクターを活き活きと描く事に心血を注いできたので、立体視機能は作り手にとっても魅力だった。かつ、DS向けにTOH等を作った時もシリーズならではの操作と二画面は相性が良いと感じていた。3DSの情報が開示されて間もなく、アビスの移植を決めた


・新しいメインビジュアル（記事トップに掲載されている）はまたアビスのキャラクターが描けるんですねと藤島先生がノリノリで引き受けてくれた。TOXの仕事と重なっている上に短期間で描き上げてもらう必要があったので、全員を描いて欲しいというオーダーは無理があったかなと思っていたが、仕上がりを見て感激した

・ミュウが描かれているが、先生からはミュウまで書いて良いのかと聞かれたｗ奥村氏も喜んでいるのではないか


・イベントシーンは全てを立体視に対応させるべく、キャラクターの立ち位置や画角を調整している。画面の手前に立っているキャラクターがプレイヤーのすぐ近くにいると感じて貰う為の最適化。キャラや背景などのCGには殆ど手を加えていないが、その再現性の高さも3DSの恩恵と言える。画面がワイドになるのも大きな変化で、同じシーンでもワイドで見ると印象や没入感が大分変わる。移植といってもそのままではなく、地味な所では結構手間をかけている

・バトルでも立体視は出来る。迫力を増したエフェクトに注目して欲しい。立体視に対応させつつ最新のノウハウで綺麗に作り直しているので、術技を出す爽快感が一層強まっているので

・スライドパッドやボタンでの操作はPS2版とほぼ同じ感覚でこなせる。TOHで好評だった下画面のタッチによる指示も取り入れた。根幹は変わっていないが、二画面化でより快適にプレイ出来る

・ロード時間も快適になる。容量をフルに使ってボイスも削らずに収録している


・日本ではスケジュールを守れたが、その為に盛り込めなかった要素があり、そのまま北米版にかかったがそこに収録出来なかった秘奥義などを収録した。3DS版は北米版をベースにしているので、日本版初となる要素にも注目して欲しい

・他にも新要素はあるが、入れすぎないように心がけている。手前味噌だがTOAは今見ても完成度が高いので、むやみに新要素を入れると本来の良さが消えてしまいかねないので。作り手としてはどんどん入れてみたい気持ちもあるが、今回はあえて自重している

・アビスは色々なRPGを遊んできた方にこそおっ！と思って貰える内容を目指した自信作。15周年のTOXに備えて、かつて10周年を飾ったアビスを遊んで気持ちを盛り上げて欲しい

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　◆開発状況
　70%。裸眼立体視で味わいが増した名作をこの機会に是非プレイして欲しいとプロモーションの佐藤氏。

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