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2011年2月22日火曜日

DPS490 CC2松山洋社長が見る"NGP"

 ◆インタビュー
 サイバーコネクトツーの松山洋氏に、コードネームNGPについて聞いたインタビューより。

・NGPを見た時、スペックの高さを聞いてホッとした。表現をCGでどこまでやれるかに挑戦している会社でもあるので、スペックが高いという事は表現の可能性が広がるという事でもある。NGPは自分たちがやりたい事が間違いなくできるハードだし、CC2らしさを表現できると思う。やはりスペックの高いハードは素直に嬉しい。高性能になったPSPとiPhoneが合体したハードが生まれた、という印象も受けた。これは凄い大きな事だと思う。スマートフォンが普及して、iPhoneなどでやっている事が特別でも何でもない。カメラのインアウト、六軸センサー、タッチスクリーンといった物は既に色々な機種に搭載されているが、スマートフォンのような操作が搭載されるのはNGPが初めてだろう

・通話機能はなくても問題ないと思う、Skypeも対応するだろうし。NGPでスマートフォンの手軽さとゲームの懐の深さが合わされば、今までに無い物が生まれるだろうとも感じている

・NGPにはカジュアルゲームも多く登場してくると思う。ネガティブな意味でなく、遊べるゲームの幅が広がるという意味で。カジュアルゲームを気軽にダウンロードでき、外に繋がるというサービスをゲーム機に持ち込んだのは大きいと思う

・CC2でカジュアルゲームを開発するつもりは全くないw開発するというのは自分でも想像できない。それに作れと言ってもスタッフは「断る」と言うと思うしwあくまでもど真ん中のゲームを作っていくだけ。ただ、ゲームを外に広げる為のサービスとしてネットと連動させる事はやっていく可能性も有る

・NGPはデバイスよりもスペックに興味がある。ジャイロやカメラ機能を取り入れる事はあるかもしれないが、CC2の場合はデバイスありきでゲームを作るのではなくまずはゲームありきで考えている。デバイスは「ちょっと便利」という物でしかない。しかしそこがハードにとっては凄く重要な所。例えばNGPでは左スティックでキャラを動かし、右スティックで視点変更、というだけではなく背面タッチでも視点変更が可能になる。これは地味に嬉しい事で、ゲームという物は本来こういう少しずつ便利に進化してきた物だと思う



・NGPは携帯機としては非常にハイスペックではあるが、PS3には届かない。なのでPS3のゲームをフルで移植する事は出来ないと思うが、NGP用に調整すれば可能なのではないか。ただPS3用タイトルでもメーカーによって差が生まれるが、NGPでも同じようにメーカーによっての違いがかなり出てくると思う。NGPにはPS3で培った表現を発揮できるという点もあり、これまでPS3でしか使えなかった技術が活かせるとなると、これまでPS3で開発してきたメーカーは開発で優位に立てたりもする。また、NGPはこれまでのPSハードと設計思想が変わった感じで、設計がかなり素直で世界標準に合わせていると思う

・個人的には3Gはそれほど重要ではないと思っている。Wi-Fiは都市部を、3Gはそれ以外をフォローするのではないか。そう見るとまさに名越氏の言った通り「隙のないハード」という印象

・普及するかどうかは…DSがとんでもない普及台数だし、3DSは3Dというとても分かりやすいコンセプトを持っているハード。3DSを持っている人がいたらとりあえず3Dを見せてと言いたいだろうし。反対にNGPは機能自体に目新しい物は殆ど無いので、一見して特徴の分かりにくいハードに見えるかもしれない。が、実際に触れてみるとその高スペックやディスプレイの綺麗さに気付くと思う。ネットサービスも持ち歩けるので、触って分かる便利さという部分がNGPの大きなポイントになってくると思う。なので、MHPシリーズで起きたような、ユーザーがユーザーにプレゼンするという現象が起きてそこから火が付くのではないか

・NGPにはCC2としても大きく期待してる。まだ詳しい発表は出来ないが、参入メーカーとして公表されているので、ユーザーの皆さんにも期待して貰えればと思う


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