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2010年12月21日火曜日

DPS486 レビュー

 敬称略。レビューは全文ではないです。


●その一
 レビュアーは上(左)から梅津爆発、YU、ゲスト1号、ウォルフ中村。


・PSP 「The 3rd Birthday」 [スクエニ] : 85 / 75 / 90(スズタク) / 75

・瞬間移動、武器チェンジ、兵士の位置調整など様々な使い道のあるオーバーダイブが面白い。敵の攻撃を避けつつ、ロックオンで射撃する戦闘はサクサク遊べた。敵全滅後の回復はもっと早い方が嬉しかったが。タイムパラドックスが描かれる物語は少々難解で、ゲーム内の資料を読んでようやく輪郭がつかめた…かも。シリアスで暗い雰囲気と服が破れるシステムがミスマッチな気も。どうせなら服装がイベント反映されるぐらいして欲しかった(梅)
・過去の世界のキャラに乗り移りながら戦うというシステムが面白い。回復や壁の先への移動など、様々に使えるのが便利。EASYでプレイしたが、序盤のボスから何度もリトライするほど歯応えがあった。システム面ではOE等にもう少し詳しい説明が欲しかった。右上のミニマップは敵の位置と目的地の方向が表示されるだけであまり役に立たず、迷ったらメニュー画面で確認していた(YU)
・ムービーで激しく流血したり、敵に一撃で殺されたりとハードな内容。難易度はNORMALでも難しいので、初心者はEASY推奨。OEや武器が揃うと戦闘が劇的に楽しくなり、何周もクリアしたくなる魅力がある。PSP屈指のグラフィックやコスチュームなどの要素もインパクトがあり◎。唯一最大の不満は、周回プレイが魅力なのに一部デモシーンがスキップ出来なかった事(スズタク)
・仲間に乗り移りつつ戦うのが楽しい。簡単操作で武器を持ち替えられるし、ステージ固有武器の使用や仲間との一斉攻撃、オーバーダイブ・キルなども違和感なく行える。突然変異などもあるOEチップ合成も○。ただ、遮蔽物に隠れた状態からの攻撃で再び隠れるのにキー入力が必要、敵との距離が近く高低差が大きい場所での状況把握がし難い、武器カスタマイズ時に重複するパーツが分かりにくい等が微妙に感じた。ノーマルでも手応え充分で、仲間を生かすプレイが求められる(ウ)


・PS3 「無限回廊 光と影の箱」 [SCE] : 85 / 95(赤) / 80(赤、さく) / 75

・直感的な操作で影絵遊びが出来る手軽さが素敵。序盤は簡単だったが、影を映す面が二面になったり穴が空いたりした後はちょうど良い難易度。アクション性が高いステージもあり色々と楽しめた。ルートの自由度が高く、遊ぶ度に新発見があり面白い。ステージクリエイトと動画アップロードも良いが、クリエイト操作をモーコンでやるのは少々辛かった(梅)
・ルールがシンプルで直感的にプレイ出来る。一つのステージで三通りの遊び方が出来るのも○。影絵は二つの絵柄があったりと驚かされた。ステージ作成も出来るし価格もお手頃、Moveを持っているなら買わないと損(YU)
・錯視を使ったこれまでのシリーズとは違うゲーム性だが、独自の雰囲気はたっぷり。角度で変化していく影は見ていて楽しいし影絵も驚愕の出来。三つの遊び方で遊び応えも充分。いつの間にか主人公が画面外に押し出されてしまう、オブジェと影が重なると見にくいなどの遊びにくい点も。収録BGMは一曲のみという構成も面白い(さく)
・ルールはシンプルで通路やギミックを生み出す感覚も面白い。影絵が隠されているのも粋な仕掛け。同ステージでも遊び方が三種類ある、価格が安いのは○、操作性もまずまず。だが影の状態が分かりにくい。球の影を隠したつもりがジャンプ台として機能したり。影だからモノトーンで表現するのは分かるし美しくもあるが、ボタンを押している間だけギミックに色が付くというようなフォローがあっても良かった。ステージ作成機能の操作性は微妙。オンラインでのステージ配信は◎(ウ)


・PS3 「アルカナハート3」 [アークシステムワークス] : 80 / 75 / 85(カワチ) / 70

・ホーミングで瞬時に接近しコンボを狙うのが楽しい。ボタン一つで連続技や必殺技が出せるシンプルモードで、初心者などでも派手に戦えるのは○。狙った技が出せないが。キャラも性能もバリエーション豊かで飽きない。会話が楽しいストーリーやCGも魅力的でキャラ目当てでも。分かりにくい要素がゲーム内で解説されていないのは残念(梅)
・様々なジャンルの女の子が戦うが、意外と本格格闘ゲームでびっくり。シンプルモードで、初心者でも派手な戦いが出来るのは○。それでもストーリークリア出来なかったが。カットインのイラストは綺麗だがゲーム内のキャラはドットが粗く魅力が半減している(YU)
・覚えるシステムが多く初心者向けではなかったシリーズだが、ボタン一つでコンボが決まるシンプルモードのおかげで改善されている。任意で使える技が限られていたり、アルカナ選択が不可能だったりするが、このモードでプレイすればど迫力で爽快感あふれるバトルが楽しめる。だからこそ、そこから踏み出すためにシステムの使い方を解説してくれるモードが欲しかった(カワチ)
・キー配置や画面モードが変更可能、簡単操作もあり、左右の余白のアニメも○。だがシステムは複雑で覚える事が多い。慣れるとホーミングを利用した行動などが楽しくなるが、初級者向けチュートリアルが欲しかった。一人用モードも少なく感じた(ウ)



●その二
 レビュアーは上(左)からはたーる、とかちや、ゲスト2号、城イドム。


・PS3 「007/ブラッドストーン」 [スクエニ] : 90(赤) / 70 / 80(水) / 75

・スニーキングは勿論銃撃戦やカーチェイスなどのテンポが非常によく、テンションを維持して没頭出来た。弾は多めに手に入り照準補正もあるのでアクションが苦手でも詰まる事はなさそう。ボタン一つで目的地や敵の位置が表示出来るのも便利。死にまくるとヒントが出るのも親切。映画をよく知らないが登場人物の人柄や掛け合いに魅力を感じた。上質なエンターテインメントで、007好きでなくともお勧め(は)
・施設内での目的達成、カーチェイスで進行するが、単調さはさほど感じない。目的地やヒントがワンボタンで分かるのは親切。ムービー中に読み込みを済ませてくれるし、リトライもほぼ読み込み無しで好印象。カーチェイスではコースアウト即ゲームオーバーなのに見通しが悪い所を走らせられる、リアル俳優とゲーム内グラフィックのギャップが気になった(と)
・派手なアクションが再現されて迫力満点。操作は簡単で照準補正もあり、ヒント機能も親切でスムーズにプレイ出来る。残弾の心配もないなど難易度は低め。10秒ほどでダメージが回復するので力押しで進められるのはどうかと思う一方、カーチェイスでは僅かなミスで即ゲームオーバーなどシビアな操作が要求される(水)
・間一髪で脱出するムービーなどスパイゲームの王道。視界を確保しづらい等の煩わしさはあるが概ね遊びやすい。普通に楽しめたがどこか熱中しきれない印象。システムは目新しさに欠けるし大雑把な動きで攻略可能なので浅く感じたり。グラフィックが地味なのも惜しまれる。個人的にはラストの書き方が微妙に思えた。通信プレイは未体験(城)


・PSP 「Another Century's Episode Portable」 : 65 / 70 / 80(タニシ) / 70

・自機も敵機も移動速度が速いので、射撃より避けられにくい格闘の便利さが際立っている。ロックオンは複数タイプあるがどれも使いにくく、視点移動にストレスを感じた。ストーリーがほぼ無く、淡々と続くので作品によほどの愛着がないとやる気が続かない。戦闘が面白いと感じられるミッションが少ないのも気になった。カスサン対応は◎。作品を知らない人向けのフォローが欲しかった(は)
・様々なアニメの主人公機を見るだけでテンションが上がる。機体の強化が可能なのは嬉しい。が、ストーリーが無く作業感が強い。戦闘はターゲティングがやりにくく、狙った敵を攻撃するのが困難。敵の攻撃が見辛すぎて回避しにくいのも気になった、複数エリアの拠点を守るミッションは協力プレイ前提か、一人だと達成がかなり難しい。味方NPCにも指示を出せれば良かった(と)
・スピード感のある戦闘はPSPでも健在。エリア別だがロード時間は無くエリアも広いので思うままに駆け巡れるのが爽快。開始時に三機選べて最初からお気に入り機体で遊べるのも嬉しい。カスタム種類も豊富で、多様なカスタマイズが出来るのも面白い。操作方法がR以前とほぼ同様で経験者は入りやすいが、チュートリアルが簡素で格闘コンボやコンビネーションアタックへの説明が不十分なのが気になった(タニシ)
・登場ロボット数、チョイスに文句はないが物語がないのは寂しい。グラフィックが味気なく残念。ACT部分はテクニックはさほど問われず、ターゲット選別が重視されるタイプ。全体に地味だが普通に楽しめるぐらいではある。操作性は少し粗いが概ね支障なし。バランスは問題で、4章以降ソロだと厳しすぎる。二人以上で程良かったので、マルチプレイ前提の作品(城)

 また、シャイニング・ハーツについて次号予告のページに謝罪文が掲載されていますが…




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ソニー・コンピュータエンタテインメント
PlayStation 3
参考価格: ¥ 3,980
価格(公開日現在) : ¥ 3,254
OFF : ¥ 726 (18%)
2010年12月23日発売予定

 

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