発売を前に、プロデューサーの木村氏、ディレクターの竹安氏、マーケティングディレクターの上西華子氏にインタビュー。
木・お陰様で多くの方に注目して頂けたので、発売まで熱を保っていきたいと考えている
竹・ゲームを開発するきっかけは、四年ほど前にイグニッションのCEOと出会ったのが事だった。彼はとてもゲームが好きで、私や木村が手がけたDMCをすごくやり込んでいた。さらに大神に至っては海外版がまだ出ていなかったのに日本版でクリアしたと言われて驚いたw
竹・大神の仕事で最後に描かせてもらった「高天原大緑化絵図」というイラストを自己紹介用に持って行ったら、あれは君の仕事だったのか、と彼の心に響いた。そして、ずっと暖めていたというエノク書をモチーフにしたゲーム企画を是非作ってほしいと言われた
木・竹安と英国のCEOの種が合わさってエルシャダイという花が開いたという感じ
上・かなり運命的なスタートだった
上・エノク書は、欧米では日本での昔話のようによく知られた題材
竹・日本人には新鮮で欧米ではなじみやすい題材だと思った。が、エノク書は原点を読むと割とつまらないところも多いw
木・なので、本作では竹安独自の解釈が随所に散りばめられている
竹・アクションゲームとはいえ、シナリオがつまらないと遊ぶ気になれないので
竹・聖書や神話は当時の人々の想像力から生まれたのであれば、現代の人も想像する自由があると思った。自分で思い描いたルシフェルは2010年くらいの日本が大好きだけど、他の誰かが思い描くルシフェルはまた違っていても良いのではないかと思う。僕は……夜な夜な妄想するんです
竹・「妄想族」と勝手に言っているが、考えれば考えるほど「エルシャダイ」の世界が広がっていく。あんな事もできる、そんな事もしたいなと。妄想=想像で、それが創造につながっている
竹・シリーズ化できるようなアイデアは頭の中にはいくらでもある
竹・RPGは今のところ頭の中にはないがwどんどん上がっているスペックを一番生かせるのはアクションだと思う
(オンラインゲームは?)
竹・良いですね、潤沢な資金があったらぜひw
木・とりあえずエルシャダイが売れない事にはw
上・今後は発売に向けて触ってもらえる機会を増やそうと思っている。アクションは遊んで頂いて手応えを感じてもらうのが一番だし
竹・「引いていく作り方」にこだわった。操作はシンプルだがアクションは多彩に、と。シリーズ物を手がける中でどうしてもいろいろな要素を足し算していき、操作が難しくなる事に違和感があった。お客さんが苦労するぐらいならスタッフが苦労しよう、を信条に開発を進め、スタッフが一丸となって納得のいくシンプルな操作感が出せたと思う
木・こだわった点を上げていくときりがない。映画などにはないゲームでしか実現できない気持ちよさにもかなり執着した
木・映画では「連れて行ってくれる感」は十分あるが、それは受け身な物なので。ゲームでは世界に影響を与える事ができる。自分がそこに介入する事で世界がかっこよくなる…そういう中毒性のある気持ちよさを醸し出したいと思った
竹・インターフェイスをすべて排除したのも没入感にこだわった故。スタートボタンを押すとステータスが出て回復したり装備を変えたり、というのはやりたくなかった。画面が切り替わった瞬間に没入感が損なわれるので。なので、武器を敵に持たせて奪い取る事で武器チェンジが出来るようにした
木・その辺りは竹安のセンスを信頼して作っていった。最優先の事柄は「いかに竹安左和記の頭の中を再現するか」に尽きたので
木・そこを貫けなかったらエルシャダイの世界はなかったし、こんなにもいろいろな方に興味を持ってもらえるコンテンツにならなかったような気がする。どうもこういうやり方しか出来ない苦w
上・ファンの皆様の応援には本当に感謝するばかり。今は開発が終わったので、公式サイトでのレスポンスを急いだりファンの方に喜んでもらえる方法を考えたりといろいろな企画を進めているところなので期待してほしい
竹・ネタっぽい部分も含め、「エルシャダイ」は非常に面白いゲームに仕上がっていると思う。是非遊んで頂いて、そこから世界を広げて楽しんでください
◆その他
・体験版の配信が予定されている(時期は未定)
・店頭体験会も検討されている(一件中止になりました)
・竹安氏直筆サイン入りの絵本(ネフィリム)とエルシャダイのポスターをプレゼント。二名様に。応募要項は電撃ゲームスでご確認下さい
木・お陰様で多くの方に注目して頂けたので、発売まで熱を保っていきたいと考えている
竹・ゲームを開発するきっかけは、四年ほど前にイグニッションのCEOと出会ったのが事だった。彼はとてもゲームが好きで、私や木村が手がけたDMCをすごくやり込んでいた。さらに大神に至っては海外版がまだ出ていなかったのに日本版でクリアしたと言われて驚いたw
竹・大神の仕事で最後に描かせてもらった「高天原大緑化絵図」というイラストを自己紹介用に持って行ったら、あれは君の仕事だったのか、と彼の心に響いた。そして、ずっと暖めていたというエノク書をモチーフにしたゲーム企画を是非作ってほしいと言われた
木・竹安と英国のCEOの種が合わさってエルシャダイという花が開いたという感じ
上・かなり運命的なスタートだった
上・エノク書は、欧米では日本での昔話のようによく知られた題材
竹・日本人には新鮮で欧米ではなじみやすい題材だと思った。が、エノク書は原点を読むと割とつまらないところも多いw
木・なので、本作では竹安独自の解釈が随所に散りばめられている
竹・アクションゲームとはいえ、シナリオがつまらないと遊ぶ気になれないので
竹・聖書や神話は当時の人々の想像力から生まれたのであれば、現代の人も想像する自由があると思った。自分で思い描いたルシフェルは2010年くらいの日本が大好きだけど、他の誰かが思い描くルシフェルはまた違っていても良いのではないかと思う。僕は……夜な夜な妄想するんです
竹・「妄想族」と勝手に言っているが、考えれば考えるほど「エルシャダイ」の世界が広がっていく。あんな事もできる、そんな事もしたいなと。妄想=想像で、それが創造につながっている
竹・シリーズ化できるようなアイデアは頭の中にはいくらでもある
竹・RPGは今のところ頭の中にはないがwどんどん上がっているスペックを一番生かせるのはアクションだと思う
(オンラインゲームは?)
竹・良いですね、潤沢な資金があったらぜひw
木・とりあえずエルシャダイが売れない事にはw
上・今後は発売に向けて触ってもらえる機会を増やそうと思っている。アクションは遊んで頂いて手応えを感じてもらうのが一番だし
竹・「引いていく作り方」にこだわった。操作はシンプルだがアクションは多彩に、と。シリーズ物を手がける中でどうしてもいろいろな要素を足し算していき、操作が難しくなる事に違和感があった。お客さんが苦労するぐらいならスタッフが苦労しよう、を信条に開発を進め、スタッフが一丸となって納得のいくシンプルな操作感が出せたと思う
木・こだわった点を上げていくときりがない。映画などにはないゲームでしか実現できない気持ちよさにもかなり執着した
木・映画では「連れて行ってくれる感」は十分あるが、それは受け身な物なので。ゲームでは世界に影響を与える事ができる。自分がそこに介入する事で世界がかっこよくなる…そういう中毒性のある気持ちよさを醸し出したいと思った
竹・インターフェイスをすべて排除したのも没入感にこだわった故。スタートボタンを押すとステータスが出て回復したり装備を変えたり、というのはやりたくなかった。画面が切り替わった瞬間に没入感が損なわれるので。なので、武器を敵に持たせて奪い取る事で武器チェンジが出来るようにした
木・その辺りは竹安のセンスを信頼して作っていった。最優先の事柄は「いかに竹安左和記の頭の中を再現するか」に尽きたので
木・そこを貫けなかったらエルシャダイの世界はなかったし、こんなにもいろいろな方に興味を持ってもらえるコンテンツにならなかったような気がする。どうもこういうやり方しか出来ない苦w
上・ファンの皆様の応援には本当に感謝するばかり。今は開発が終わったので、公式サイトでのレスポンスを急いだりファンの方に喜んでもらえる方法を考えたりといろいろな企画を進めているところなので期待してほしい
竹・ネタっぽい部分も含め、「エルシャダイ」は非常に面白いゲームに仕上がっていると思う。是非遊んで頂いて、そこから世界を広げて楽しんでください
◆その他
・体験版の配信が予定されている(時期は未定)
・店頭体験会も検討されている(一件中止になりました)
・竹安氏直筆サイン入りの絵本(ネフィリム)とエルシャダイのポスターをプレゼント。二名様に。応募要項は電撃ゲームスでご確認下さい
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「エルシャダイ 公式設定集 The Wonders of El Shaddai [大型本]」(Amazon)
スクウェア・エニックス (編集)
スクウェア・エニックス
価格(公開日現在) : ¥ 2,900
2011/4/28発売予定
「電撃ゲームス Vol.19 2011年 05月号 [雑誌] [雑誌]」(Amazon)
アスキー・メディアワークス
価格(公開日現在) : ¥ 650
2011/3/24発売予定
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