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2010年9月7日火曜日

DPS479 PS3/360 アトラス「キャサリン」

 と言っても既出の情報しか無いようなのでクリエイターインタビューを。


 ◆クリエイターコメント

 @プロデューサー&ゲームディレクター:橋野 桂

●本作のテーマは
・一言で言うなら全く新しい大人の為のジュブナイルを目指している
・短い時間でも気軽に楽しめる大人向けの小粋な作品をHD機向けで作ってみた
- 箱通のインタビューと言ってる事が一緒なのでちょっと省略
・プレイヤー自身の生き方や価値観が問われるそんなゲーム

●制作に至った経緯は
・ペルソナ4が終わった後ようやく次世代機の研究を始めたが、最後まで作ってみないと分からない事がたくさんあると気付いた
・RPGの準備と並行しつつ始めたら想像以上に大変な作業になったが、イメージ通りの物が完成出来そう

●大人向けとした理由は
・我々が作ったRPGはクリアまでの時間がとても長いので
- 箱通で見たので省略
・短時間でも楽しめる内容にしようと。プレイ時間的にはやり込める内容になっていると思う

●アクションアドベンチャーになった理由は
・作っていたら自然にこのジャンルになった
・システムは限界までシンプルにしているので、他のゲームがフルコースの料理だとしたキャサリンは拘り抜いた一品料理
・アクションシーンは怖い物から逃げる「恐怖」をテーマとした思考性の高いパズル的な内容
・リアルタイムだが反射神経や連打力が問われるゲームではない
・物語だけを楽しみたい人向けの簡単なモードもある
・アクションとアドベンチャーでメリハリのある展開が楽しめる

●注目点は
・役者さんの演技
- 箱通で(ry

●制作における苦労
・見せられる物は見せきろうという事で映像面では苦労した
・何とか見られる作品になったと思うので、映像と一緒に楽しんでプレイして欲しい

 コメントが箱通と被りすぎているので終盤はかなり端折ってます。



 @キャラクターデザイナー:副島成記

●大人を描くことで気を配った点は
・少年少女を描く場合は未完成な人格のような物を念頭に置いて描くが、キャサリンの登場人物は皆大人で一癖あるので、生活や人生と言った要素が外見に現れるように絵作りをした
・恋愛観や結婚観が中心となっているので、社会的地位とかよりも男性や女性としてどうなのかを重要視している

●主人公とキャサリンのポイントは
・主人公のヴィンセントは年齢は30代だが格好は少し若めに描いている。気持ちが若いと言うよりは変化が無い冴えない男という雰囲気を出すためもあり
・対するキャサリンは若々しくてお色気たっぷりの女の子。劇中でも奇抜なスタイルとして描いている。自由奔放なキャラクター

●アニメ化された点について
・機会があれば4°Cさんと仕事が出来ればと思っていたので、念願が叶ったという感じ
・作品を見て、キャサリンの企画はぜひスタジオ4°Cにお願いしようと考えた
・見てのお楽しみだが細かい描写や演出など、アニメ映像にも注目して下さい

●気に入っているキャラは
・主人公のヴィンセントは好きなキャラ。素材は格好いいのに行動が格好悪いという個人的にすごく親しみが持てるキャラクター
・アクションパートのパンツ一丁とかもとても愛くるしいw
・30代の人生を七転八倒しながら登り続けるキャラとして描いているので共感出来る



 @サウンドコンポーザー:目黒将司
 
●BGMがクラシックをモチーフとしている理由は
・橋野も私もアニメの銀英伝が大好きで、真・女神転生IIIの頃からクラシック曲の演出やらない?と提案されていた
・でも合わないので毎回断ってた
・今回橋野から奇抜な曲の演出は無いかと言われ、クラシックが合いそうだと思ったので提案した
・そしたら今度は断られたw
・それから半年ぐらいして、橋野がやっぱりクラシックアレンジにしようと相談してきて今に至るという感じ

●アレンジと通常の作曲の違いは
・編曲と作曲、と言うのが最も大きな違いで、根本的に従来のBGM制作方法と異なる物だった
・既存曲が偉大な物なので、下手な編曲は出来ないという緊張感が大きかった
・クラシックファンの反応を考えたり、そもそも自分が手を加えて良いのかと悩んだり
・かといってイージーリスニング的なアレンジにするのも面白くない
・精神的にはきつい作業になった
・制作自体も楽譜を入手し、オーケストレーションを細かい所まで再現しつつキャサリン用のアレンジをはめ込み、ゲームサイズの尺にまとめていったため、かなりの時間と手間がかかった

●クラシック曲の選曲理由は
・世界観に合った物で、超有名曲のあまり知られていない楽章、という基準で
・ベートーベンの「運命」、交響曲第五番の第三楽章などはまさにそんな感じ
・基本的にクラシックアレンジはいわゆるステージ曲として使っている物が多いので、カラーも似た物が多くなりがちで、統一感を持たせつつバラエティも富ませる印象が持てる選曲が難しかった

●ここを聞いて欲しいというポイントは
・悩んだが、キャサリンの世界観に合わせた物を作るという結論に落ち着いた
・プレイに没入できるのに一役買えるような楽曲になっていると思う
・のであまり曲自体をじっくり聞いて欲しいとは思っていない
・プレイ後に気になった曲を調べて元のクラシック曲を聴くなど、クラシック音楽ファンの裾野を広げられればとは思っている



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