広告(Amazon)

2010年9月28日火曜日

F360 2011/11 PS3/360 アトラス「キャサリン」

 ◆概要等

・発売日とかは今冬のまま
・ゲーム情報はトレイラー第二弾の物


 ◆インタビュー
 プロデューサー兼ディレクターの橋野氏と、キャラデザの副島氏へのインタビュー。から大雑把に。

橋・サイトへのアクセスがペルソナ新作発表時と同じぐらい、ようつべの動画に外人のコメントも多くて驚いた
副・週刊の期待の新作ランキングも高くて一安心
橋・スルーされる不安もあったのでほっとしたが目立ちすぎるのは良いのかなとも思うらしい
・作品には自信があるが、受け入れられるかが不安。ゴールデン遊戯劇場というノリで作っているが。深夜に何となく放送されている映画を見てしまうような感じが理想、ゴールデン~の透かしもその思想で入れているが、アドベンチャーパートではずっと出ている。アクションでは出ない
・映画は詳しくはないが人並みに好き。特に好きなのは「フロム・ダスク・ディル・ドーン」

橋・挑戦的なタイトルだが、アトラスでないとゴーサインが出ないかと思う。企画書には強烈なビジュアルを用意してアピールした
副・P4の雪子が襲ってくるという絵が入っていた。もちろんキャサリンには登場しないが
・キャラよりシステムの方が先に決まっていた
橋・男と女というテーマは橋野氏副島氏で話し合って決めたらしい。最初は副島氏が戦争物が良いと言ったとか
副・はっちゃける方向を探してこうなった
橋・色々案を出したら副島が恋愛物が良いねと。副島は普段はみんなが好きになれる物をと言うタイプらしいが
副・保守的なのかも、と
橋・そこで思わず乗っかって方向性が決まった
・戦争物から恋愛をテーマとしたのは副島氏がムッツリだから
副・ではなく、自分にない尖った物が好きで、システムにあった尖った物を作りたいと思って恋愛物にしようと
・他にはお金というテーマも考えた
橋・株で儲けたい人が悪夢で階段を上るとか、大統領になりたい人が…とか
副・みんなが感心を持てるテーマをと言う事で恋愛に落ち着いた
橋・男と女の情事はわくわくしないかなと、修羅場体験がないのでもてるなら修羅場ぐらい平気かと思って、10歳ぐらい若い子に言い寄られるようなシチュエーションも体験したい、と言うようなファンタジーも詰まっている

橋・副島氏にはプロットを渡しては感想を聞いていた。ペルソナでも同じような作り方で、他のスタッフの感想を聞いてブラッシュアップしていく
橋・シナリオは当初は一人で作っていて、後から何人か入ってきてから正式に仕上げた。グラフィックも同じような流れ
副・主人公のヴィンセントは紆余曲折した。シナリオがころころ変わった為
橋・ヴィンセントはバッファロー'66のヴィンセント・ギャロがモデルなので名前もヴィンセントに
副・見た目もそのままにしたら
橋・暑苦しくなった
副・恋愛では格好悪いが、ユーザーには好かれないといけないので格好良く書き直した
・若キャサリンはどりるが印象的、二十歳は超えているのでロリータっぽくはならないように
・恋人のキャサリン(以後老キャサリン)は思い当たる役者を誰にでも分かるキャラに落とし込んで描いた
橋・誰もイメージしていないかとコメント
副・誰だろうと考えた場合はメーテルとかそんな感じ
橋・なるほど新発見
副・若キャサリンは怪物くんの怪子ちゃん的なイメージ
橋・と言うのも初耳
副・分かりやすくする為に老キャサリンはきつい所もあるので眼鏡をかけさせよう、おしゃれ眼鏡にしようなど
・若キャサリンはムチムチ健康的、老キャサリンは大人の魅力を表現しようと
・ヴィンセントは三枚ぐらいで完成。表情パターンはたくさん描いた
・何枚ぐらいで決まるかはタイトルやキャラにもよる。キャサリンでは老キャサリンを何度も描き直した
・完成版は優しくて包容力もあるニュアンスを含めて
・成長する部分を含めておく必要がある少年少女より大人の方が成長しきった部分はあって描きやすいと思った
・色は統一していない。スマートよりはジャンクな、雑多な感じを意識している
橋・絵に関しては注文はほとんどしていない。イメージも最初はあまりないので
副・ペルソナでもイメージと違うとは言われた覚えがないらしい
橋・これで良いか悪いかと伝えるだけ。足りていないと思った場合は細かく伝えるが
副・微妙なニュアンスで言われると難しい事もあるとか
橋・若キャサリンが最初パツパツだったので、プヨプヨにしてくれと言ったりとか

副・HD機では顔の表現が難しいと思ったらしい。クールなキャラはともかくヴィンセントは表情が豊かなのでと。絵を3Dモデル化する時に苦労するが若キャサリンは特に時間がかかった
・ぎりぎりまで調整し、最終的にはバストアップもしたとか
橋・若い子が寄ってきた感じは表現出来たと思う、ストーリー上は老キャサリンとの関係がメインで若がちょっかいを出してくる感じだが
・「できちゃったかも」は言わせたかった台詞
副・社内的には止めた方が良いんじゃないかと賛否両論あった
橋・海外で「できた」と言われた時の反応を海外の営業所にも聞いてみたら日本とあまり変わらないらしい
副・老キャサリンはきつい台詞が多く、若キャサリンは漫画っぽいキャラなので生々しい台詞は少なめ
橋・三角関係について情報収集してみたら社内から体験談が次から次に
副・修羅場経験者もいる物だと思った、らしい
橋・スタッフロールにも協力者の名前が入っている模様
副・女性が多かった
橋・夢では殺す方しか見た事無い、と実際に言った子がいたので良いなと採用したらしい
・橋野氏の実体験では修羅場はないらしい
副・秘密主義なので修羅場った事は無いとか
橋・修羅場への憧れで作っている。飲み屋で聞けるような物の重いバージョンで
副・アニメは一年ぐらいかけて制作して貰った
橋・スタジオ4°Cにはいつも通りでとお願いしておまかせで
・アニメシーンはかなりボリュームがある
副・ちょこちょこ入っている、じゃなくて結構なボリューム。ペルソナでも30分近くはあったが、全体からするとキャサリンは特に長い
橋・エンディング毎にもアニメーションを作っている

副・パッケージは考え始めた所でこれから描く
橋・メリーに首ったけのポスターのパロディにしないかと提案
副・良いかも、と乗り気
橋・エロいのが良いかなとか
・ピザを食べているイラストは最初は格好いい感じだったが、物足りないのであんな雰囲気に
副・ヤバイ感じだが、と
橋・ピザの生地を美味しそうに、とチーズを胸に垂らすよう注文を付けた
副・最初は実は垂れていたがやっぱり止めた、としたら橋野氏が消さないでと
橋・期待して貰ってありがたい、ホラーテイストのグラフィックはこれから公開、今はお色気前面だがそれだけではない
副・他にも多数のキャラが登場するので続報を待って
橋・エロいだけじゃない

 と言うコメントにてインタビュー終了。



「副島成記 ART WORKS 2004-2010 (アトラスファミ通) [大型本]」(Amazon)
ファミ通書籍編集部 (著, 編集)
エンターブレイン
価格(公開日現在) : ¥ 2,205



「ファミ通Xbox360 2010年 11月号 [雑誌]」(Amazon)
エンターブレイン
価格(公開日現在) : ¥ 740
2010/9/30発売予定

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

広告