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2011年2月16日水曜日

F1159 PS特集 河野弘プレジデントインタビュー(re)

 内容の一部を紹介しています。



・昨年末はどちらも好調だった。ソフトが動いたのが良かった。象徴的なのはMHP3で消化率が98%ぐらい
 カプコンを賞賛し、またSCEが一体となって宣伝や生産などに取り組んだと語っています。またその内容もユーザーの為が目標だったのが素晴らしかったとか。

・MHP3発表会では、本当に出るのかという不安を払拭するために生産場面をビデオとして見せた
 カプコンの辻本Pも初めて見たというUMD生産ラインの映像でしたが、生産の責任者の方もビデオ登場には慣れていなくて固かったりしたそうです。また、製造する側もちゃんと世に出そうと使命感を持っていたとか。

・PSP本体は予想を遙かに超える需要だったが、今も全力で生産出荷している
 新たなお客様が増える事は喜ばしい事であるともされています。なかなか需要が満たせない状況ですが、とかく縮小しがちな時勢なので大事にしたいとの事。



・torneは使っていて楽しい
 いわゆるゲーム感覚というtorne。AV機器が使えない奥様もtorneは使えているそうです。

・PS3の機能を提案できているかは課題、Moveの楽しさや技術なども触らないと伝わらない
 PS3の様々な機能がユーザーに伝わっているかが課題と語っています。暫くはゲーム機である事をメインにアピールしてきたPS3ですが、一定度の普及後の課題ではあるのでしょうか。



・PSNユーザーが増えているが、ゲーム中心の中映像配信も増えている。PSPコミックやアドパもネットならでは
 PSNのユーザー数が7000万に迫り、映像配信などの動きも活発化しているようです。PSPコミックも存在感が薄いですが売れているとの事ですね。また映画会社とも話し合い、ネットを使ってどう盛り上げるかが大きなチャンスだと考えているとか。

・ゲーム以外でもPSを使う人が増えているのは良い事
 ゲーム以外でもPSに接する時間が増えるというのはそれだけ使える物だという意味合いでもあるという河野氏。PS3は当初ゲーム機としてPRしていたが今はそれ以外もアピールできるようになったと語っています。アップデートで機能が増やせる事も育ってきた理由の一つとも。
 また、メーカーとユーザーの発想をどう組み合わせてその先がどうなるか、をこれからもやっていく必要があるとも語っています。



・NGP発表での小島氏のコメント、携帯機と据え置き機の垣根を越えて同じゲームが出来る夢が叶いそうというコメントには慌てたスタッフもいたのでは
 名越氏の「もう言い訳が出来ない」にも言及されていましたが、小島氏の発言についてはどういう意味合いなんでしょうね。今のところ同じゲームをやるというのは考えていないのか、それを話すというのは予想外だったとか。後者の方が良いのですが。

・NGPがここに至るまでには紆余曲折があった。開発現場の意向を重視しようという事で色々な話を聞いた
 最終的にはユーザーに指示してもらう必要があるところから、と前置きしてクリエイターや開発現場の方に話を聞く必要があったという河野氏。去年の春頃から色々なメーカーを訪問して話を聞いたようです。取り入れなかった物もあるようですが、そのプロセスがまずは大事だろうと。発表会での反応は非常にポジティブだったとも語っています。
 発表されたNGPはSCEの原案に対しての提案から議論を重ねて出した物で、発表会で登壇した方以外のもっと多くの人がNGPの制作に参加したという意識があるのではないか、とも。

・意見には出来る物出来ない物があったが、オープンに対応したSCEのチームは頑張った
 企画、設計、開発チームはオープンに対応して頑張っていたと思うと。

・デベロッパーがパブリッシャーとして参入したのは全国を巡業した甲斐あっての事
 情報や戦略を含めて、ビジネスだけではなくどんな物が作りたいかという純粋な気持ちを大事にしたと語っています。それは元々のPS1でやっていた事かもしれないが、と。ビジネスの話は別にやるが、現場ではまた別だったとの事です。

・PS1の頃は良い意味での素人の発想や謙虚さがあった
 色々と築きあげてきたという自負が邪魔になっていたかもしれないが、河野氏自身が「素人」と語り色々聞いてみようという発想が融合して良くなった部分があるのではないか、と。
 意見を何も無しに聞いても意味がないが、プラットホームを盛り上げるためにユーザーさんも参加できるようにしようと思っているとも語っています。そうすればより大きな発想や原点回帰が出来るのでは、と。

・意見は厳しい物もあるだろうが、PS Awardsのコメントのように勇気づけられる事を願っているはず
 ユーザーの期待感やプレイステーション、またゲーム業界への愛情を共有できるコミュニケーションができるプロジェクトがしたいと語る河野氏。

・NGP発売後もPSPは併売する



・クリエイターにSCEとのコミュニケーションが良くなったと言われると嬉しい
 その後は河野氏の経歴についての話になります。

 ソニー入社当初から二年ぐらいは秋葉原で営業マンをやった経験があり、今でも大きいとか、その後東欧の販売網立ち上げに行く事になって大変だったとか。
 東欧行きは当時の社長だった大賀氏が欧州に思い入れがあっての事だったが、丁度大賀氏が出した条件「若くて、体力があり、頭があまり良くない」という物に合致しているとされたのがアメリカ行きを準備していた河野氏だったと。

 オフィスも社員も無い所からの立ち上げで大変だったが、ロシア、ポーランド、チェコ、ハンガリーと五年ぐらいかけて現地会社を作った。今では大きなビジネスになり貴重な体験だったと。
 その当時は内戦に巻き込まれたり誘拐のリスクは常にあったりと危険が多かったそうです。

 その後も財務系の仕事を急にやらされたり社長の鞄持ちをしたりとキャリアがばらばらで、アメリカに八年間住んでグリーンカードを取っていたら急に日本でゲームをやれと言う話が出てSCEJに。

 そのような経歴の河野氏なので、やってやれない事はないという開き直りがあると語り、また中にいる人への働きやすさややり甲斐や充実感も大事という河野氏、本人も大失敗は絶対に言えないような物も含めて色々あると言いますが、プライドを大事にしつつ伸ばすのが良い仕事をしてもらう必須条件とも。
 更にはお客様に支持されるのは絶対条件とも語っています。

 ゲーム業界でも特有の部分はあるが、共通している部分は使えるのではと。

・上手く行った後には必ずチャレンジがあるが、SCEにはそれを乗り切れるように変わっていける技術力と人材、リソースがあるのでプレイステーションの未来は明るい
 また、河野氏はあと二年ぐらいは素直に、謙虚に行くとも語っています。年限を区切っているのは、三年ぐらい経つと俺も分かっていると話し出しそうだからだとか。


 ◆はみ出し、SuiteとNGPについて

・PS Suiteは今後爆発的に普及するだろうAndroid搭載デバイスにPSのコンテンツが乗る事に意味がある
 PSフォン的な物を作る事とサービスでの収益、またネットサービスの可能性を追求する狙いがあると。また、その経験をPSにもフィードバックしていくのは当然のことで、専用機で遊ぶならレベルが違う物を提供したいとも。

・NGPの通信料金や価格は決まっていない、検討中
 値段や発売日は「決まっていると思いますか?w」と河野氏。実際には概ね決まっていそうではありますが…


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