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2010年11月22日月曜日

DPS484 r レビュー

 敬称略。


 ●レビューその1
 レビュアーは上(左)から梅津爆発、YU、ゲスト1号、ウォルフ中村。


・PS3 「TRINITY Zill O'll Zero」[コーエーテクモ] : 80 / 75 / 90(長雨、赤) / 75

・簡単操作で多彩なアクションが出せ、戦闘終了時にHP全快、戦闘不能自動回復などで気軽に遊べる。強敵相手は隙を見極める必要があり、緩急のあるバトルが楽しめた。一度倒した敵の弱点が即分かるのは便利。空中ダッシュで敵をスルーも可能なのが○。壁際でロックオンした場合の視点が見辛い、トリニティアタックの演出がボス戦以外ほぼ同じなのが気になる。フリーシナリオが無いのも残念(梅)
・メインに関係なく、いつでもクエストを受けたり闘技場に行けるなど自由度が高い。戦闘はサクサク倒せる雑魚戦と弱点を狙うボス戦の二種類で、前者は爽快感が高く後者はアクション性が高く歯ごたえのあり楽しい。自動マッピングで迷いにくいのは○。宝箱やスイッチの判定範囲が狭い、壁際で操作キャラが見にくいのが困った(YU)
・ARPG化で雰囲気が変わるかと不安だったファンはご安心を。バトルはアクションになったが、物語や設定はブレずにジルオール。個人的には魔王バロル時代のネメアやゼネテスの活躍など、前作や設定ネタが補完されているのに感動。新規に登場した主人公たちの物語も新鮮に楽しめて満足。もっと前作キャラが欲しかった(長雨)
・スロットやキャラを切り替えつつコンボをつなげるのは楽しいし簡単操作のソウルバーストも便利、仲間が健在なら倒されても時限復活、地形利用の攻撃あり、サインが出て強敵の攻略が分かりやすい、名前が同じでも武具の性能が違うといった点が面白いが、カメラが微妙で操作感も今一、宝箱やらの入力場所が狭いなどが気になる点。×ボタンで文字送り出来る場面と出来ない場面が混在。3D酔いもした(ウ)


・PSP 「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」[スパイク] : 90(赤) / 95(赤) / 95(カワチ、赤) / 75

・コンシューマとしては挑戦的な設定と先の読めない展開に惹かれて一気にエンディングまでプレイ。全般的に少々突っ込み所はあるがエンタテインメント作品として非常に素晴らしい。難易度は高くないが、二転三転してオチが予想出来ないのが楽しい。悲壮感や後味の悪さもほとんど感じさせないのもすごい。声でモノクマの狂気度がアップしているのも良い。議論に思ったほどのスピード感が無かったのが残念だが見逃せる(梅)
・トリックの難易度は推理物としては簡単な部類。ヒントも多く、難易度設定もあるので苦手な人でも大丈夫そう。裁判は時間制限があって緊張感がある。キャラは個性的で好みが分かれそうだがモノクマの声がずるい。他の声優陣も豪華なのでフルボイスでないのが残念。黒幕が気になり一気に最後までプレイした(YU)
・ゲストが殺されて操作するという形ではなく、犯人も被害者も仲間の中にいるのではらはら出来る。途中から黒幕は誰かと言った部分にも焦点が当たってマンネリ化しない。各章も二転三転し、予想を見事に裏切ってくれる。声優の熱演や急転するBGM、カメラアングルも相まって裁判はドキドキしっぱなし。キャラも魅力的で久しぶりに個人的大ヒット(カワチ)
・色々な要素を詰め込んだ学級裁判のシステムに驚いたが、凝りすぎという印象も。漫画のコマを填めるクライマックス推理ではコマが何の表現なのか分かりにくい物があった。操作性はまずまず、マップは便利でバックログもある。が、調べる場所や話し相手にカーソルを合わせるのが以外と面倒。物語を進める条件が分からず悩んだ事も。キャラやトリックに突っ込みを入れたくなる事もあった。それも魅力の一つだが(ウ)


・PS3 「テイルズオブグレイセス エフ」[バンナム] : 85 / 85(赤) / 90(編集O、赤) / 80

・スピーディーかつ迫力も爽快感もあり戦略性も高いバトルが秀逸。称号システムはランクアップし易くガンガンスキルを覚えられるのが良い。武具や宝石のカスタマイズも楽しい、エネミーデータの自動登録も便利。新シナリオもありボリュームも満載だが、収集要素が膨大でコレクターの人は大変そう。システムが便利すぎて緊張感をあまり感じなかった(梅)
・従来シリーズとはバトルシステムが大きく異なり最初は戸惑った。CCを使い切ると時間経過で回復するまで移動と防御中心になるので、連打でずっと攻撃ともいかない。攻撃と防御のタイミングを見極めないと雑魚戦でも危ない事も。戦闘以外では合成システムのデュアライズやアイテム複製などやり込み要素満載。アニメの出来がちょっと微妙だった(YU)
・移植ながら新シナリオが用意されたりとボリュームアップ。新衣装や新システムなどのアプローチもあり。本編をクリアしないと遊べないのが残念だが。チュートリアルが充実しロードも抜群に速いのが○。ターゲット中の敵を軸に動くバトルは操作感が新鮮かつスピーディ。難易度調整で上級者から初心者まで楽しめるバランスも見事(編集O)
・スタイル/キャラの切り替え、回避でCC回復、アクセルモードや秘奥義で畳み掛けるといった行動が可能な戦闘が楽しい。戦闘前に目標が提示されたりもして、緊張感や目的意識を持って戦える。今すべき事を文章で教えてくれたり、ミニマップに目的地が表示されたりというのも親切。合成や称号、サブイベントなどやり込み要素もある。イベントスキップも○。一部の操作性やカメラ位置、UIデザイン、物語など微妙に感じた部分もあった(ウ)



 ●レビューその2
 レビュアーははたーる、とかちや、ゲスト2号、城イドム。

・PS3 「ショーン・ホワイト スケートボード」[UBIソフト] : 80 / 75 / 80(水) / 70

・スケボーで世界を救うトンデモだが、スケボーゲームを一度でもプレイした事があればかなり楽しめる。入力に対して俊敏に反応してくれ、技を決めるのが楽しい。街の解放といったプレイ要素を持たせる物も○。読み込みは長い(は)
・街にあるあらゆる物でトリックを決められるのが快感。ゲームを進めると空に自由にコースが造れて爽快感が増す。BGMが格好良くノリノリ。ボードの音もリアル。ゲームは全体に説明不足で迷う事が多かったり、一部で挙動がおかしい事も(と)
・灰色の世界に色を取り戻すのは爽快。順を追って操作を説明してくれ、操作も簡単でアクションが苦手でも大丈夫。様々なギミックでビルに登り、屋上伝いに脱出などトリックだけではない面白さがあり飽きない。一方、ボードに乗っていると視点移動が不可、作中の指示や台詞に専門用語が多くて困惑しそうなのが残念(水)
・ある程度満足したがどこか物足りない。トリックを決めていく展開は悪くないが、それえだけだと飽きてしまう。操作性は良好でアクションの気持ちよさは合格点。が、滑走しながら曲がる時の視点が上手く向いてくれないなど煩わしさが爽快感をやや削いでいる。グラもPS3にしては地味。マルチプレイは普通に遊べたが熱中するほどではなかった(通信プレイは未体験)(城)


・PSP 「モンスターハンターポータブル3rd」[カプコン] : 90(赤) / 85(赤) / 95(Ak、赤) / 90(赤)

・前作は2000時間ぐらいプレイしたが、良くも悪くもモンハンという感じ。武器ごとに新アクションが加わり、どれも上方調整されている感じ。序盤は隙が大きいモンスターが多く、初心者にも優しい設計。最初は瀕死と見分けにくかったが、疲労の概念も面白い。スキル説明がいつでも確認できるのも良い改良点。が、長く遊ぶのが前提だけに楽しくなるまでがとにかく長いのでじっくりと付き合いたい一本(は)

・スキルの発動ポイントや効果が確認できる、採取ポイントがアイコン表示など前作以上にプレイしやすい。新モンスターだけでなくこれまでのモンスターも挙動が変わっている。が、基本的には変わらず武器や防具を作るためにひたすら採取、同じモンスターを狩るといった作業感は拭えない。派手な演出のアクションはあまりなく、相手の行動を覚えて立ち回るのでやや地味に映る事も。が、プレイを進めると自分の上達を感じられ、先に進めたくなる魅力がある(と)

・シリーズの旨味を凝縮した印象で、経験者なら違和感なく入り込める。視点変更に独特の操作が必要なのは初心者は戸惑うかも。装備を鍛えれば楽にはなるが、最終的にはプレイヤーの腕が物をいうバランスなので、自分の腕前の上達に浸れる気持ちよさがある。ユクモ村のシステム周りは面倒な物を取り払ってシンプルにした感じで、より狩りに集中できるようになったのがうれしい。一人用のクエストだけでも膨大なのでコストパフォーマンスがすばらしい(Ak)

・人気シリーズ最新作の名に恥じない期待通りの完成度。プレイそのものに本作ならではの強烈なインパクトはないし、キャラを育て直さないといけないが、安定した面白さで消し飛ぶ。マルチプレイも◎。舞台の変更は適度な新鮮感があり好印象。新武器のスラッシュアックスの使い勝手は申し分ない。左右方向のカメラ操作についてキーコンフィグが可能になったり、細かい改良点もツボが押さえられている。初プレイの人を含め自信を持ってお勧め出来る(城)




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