特集48ページ。
襟川陽一社長と柿原康晴会長の対談、同社の各シリーズ紹介、鯉沼プロデューサーと樋口真嗣氏の対談、襟川陽一社長と浜村弘一氏の対談、プロデューサー座談会となっている。
◆社長×会長
襟川社長と柿原会長の対談。ごく一部を紹介。
柿・父で創業者の柿原彬人が社を設立したのが1967年になる。ヨットのリース業の後、ビルやテンポの管理清掃をしていた。アミューズメントゲームへの参入の契機は、ボーリング場の管理からゲーム機の設置に
襟・最初は繊維関係の会社だったが、妻にMZ80Cをプレゼントされたのが切っ掛けでゲームプログラミングに興味を覚えた。「川中島の合戦」では従業員がいなかったので、ひたすらダビングして封筒に入れて発送していた。広告はパソコン誌にちょっと載せただけだったが、書留がダンボール箱一杯に届いて驚くと同時に有り難いと思った
襟・ファミコンの信長の野望は作り直しても容量オーバーで入りきらず、任天堂さんに特別にカセットを作ってもらったので高くなった。それでも40-50万本は売れたのではないか
襟・アンジェリークは現名誉会長（社長の妻）が女性向けゲームを作りたいというところから、社内の女性開発者を集めて開発した
柿・コーエーは新しいハードの立ち上げに関わっている事が多い印象がある
襟・コーエーには技術支援部という部署があり、決戦のデモでは彼らが大きく力を発揮した。実は光栄を立ち上げた頃から存在する部署
柿・両社合同で開発中のタイトルは「仁王」の他にももう一つある。これまでとは違う新しい流れを生み出したいと思う
ちなみに両社の年表も載っているが、コーエーが日本発のアダルトゲームソフトを発売したとは書かれていない。
◆歴史シミュレーションシリーズ
信長の野望他、三國志、青き狼と白き牝鹿、水滸伝、維新の嵐、太閤立志伝、大航海時代、英傑伝、提督の決断などを4ページに詰め込んでいる。
・北見プロデューサー「ニッチなジャンルに感じてしまうが、他のデバイスで進化したりと淘汰されずに広がっていける。これからも発展していく物だと思うので期待して欲しい」
◆無双シリーズ
無双シリーズ全般を2ページ、三國無双シリーズを3ページ、戦国無双シリーズを3ページ、その他無双を2ページと紹介。
・鈴木プロデューサー「対戦格闘からジャンルを変えたのは対戦格闘の勢いが弱まっていたので。主人公を趙雲にしたのは武芸に秀でていて格好いいイメージなので。テーマカラーはSLGの三國志シリーズから。晋は魏の流れを受け継ぐので青系に」
・鯉沼プロデューサー「三國無双とは武器や武将のキャラクター、城内戦で違いを出そうとした。武器や衣装は史実で伝わる物、武器は和風で面白そうな物など。お城は格好良く見栄えがする物にしている」
・鯉沼プロデューサー「次のコラボ作品はまだ決まっていないが、無双とマッチした作品があれば積極的にコラボレーションしたい」
◆鯉沼プロデューサー×樋口監督対談
樋・忍城は特徴がないので城マニアとしては納得が行かない、どこに拘るかの戦い
鯉・三成の良いイメージを説明するのは毎回苦労している
樋・三成がへなちょこだから負けたのでは面白くないので、彼なりに良い所まで行って負けるのが良い
◆ニンジャガイデンシリーズ
・早矢仕プロデューサー「思い出深いタイトルはXboxのニンジャガイデン。全くノウハウが無かった中での開発だったので。手直しは半年ぐらいしていた」
・続き「難度調整は次こそ倒してやるという感情の盛り上がりを重視。タイトルがガイデンな理由は直接聞いた訳ではないが、当時の社長が響きが良いからと即決したという。スタッフとは本伝はいつ作ろうと話しているｗ」
◆モンスターファームシリーズ
・開発スタッフ「ディスクを交換するというアイデアで生まれた」
◆DOAシリーズ
・早矢仕プロデューサー「こだわりはゲーム画面だけで魅力が伝えられるか、本能に訴えられるかの二点。魅力は登場人物、ステージ、システムが合わさった物。お気に入りキャラは内緒ｗ最新作コンセプトはもう一度殴り合わないか。応援してくれたファンのお陰でシリーズが再始動出来た。これからも大きな進化を届けたい」
◆ネオロマンス
・ルビーパーティー「アンジェリークが出来たのは、女性がゲームをプレイする時代が来るという事で。メモワール2000はファンの方々にもっと夢の世界を体験して欲しいという所から始めた」
・ルビーパーティー「遙か1-3で京が舞台になったのは社内アンケートで平安時代が人気だったので。5では全体的に面白いと感じて貰えるように努めた。一番拘ったのはキャラクターに偏らないという点など」
・ルビーパーティー「金色のコルダでクラシックを用いたのは、現代の学園物で他と差別化する為」
◆オンラインゲーム
・竹田プロデューサー「大航海時代オンラインは拡張パック第四弾の（以下略）」
・渡辺プロデューサー「信長の野望オンラインはPS3版発売後のビジュアルも好評で新規のお客様も増えている。10年、20年と愛されるべく盛り上げて行きたいと思う」
・藤重プロデューサー「真・三國無双オンラインは、3/17日のアップデートで（以下略）」
◆その他の系統
ウイニングポスト、ジーワンジョッキー、ギャロップレーサーといった競馬ゲームの他、オプーナがちょっと紹介。DOA3Dにオプーナ衣装が登場するらしい。
更にジルオール、ウォーシップガンナー、零等々も。
◆ソーシャルゲーム、ソーシャルゲーム対談襟川社長×浜村社長
略。
◆コーエーテクモゲームスの謎に迫る！
例のあの本社ビル関連の質問が六割を占める。
・開かずの扉はないが行き止まりで繋がっていない扉が地下にある
・役員用の食堂があるが弁当を食べる
・線路側の窓が少ないのは高圧線を避ける為
・役員がバンドを作っている
・三階にピラミッドが置いてある
・応接室のカブトムシ、クワガタの置物はメンテに出す毎に微妙に変わっている
・あれの目が光る
・武将の子孫から登場させて欲しいとの要望をもらう事はある
◆プロデューサー座談会
鈴木亮浩氏、鯉沼久史氏、菊池啓介氏、早矢仕洋介氏の四名による座談会より一部を。ちなみに酒が入っているようです。
鈴・コラボ的作品は増えそう。NINJA無双とか期待されている人も多いしｗ
菊・コーエーの武将がビーチバレーをするコラボ作品とかどうですか？ｗ
鈴・髭を生やしたマッチョ武将がビーチバレー…は考えられないので女性キャラが出ると思う
菊・戦いながら甲冑が外れていく要素を盛り込んだ”甲冑バレー”とか？ｗ
鯉・うちらしいですねｗ
鈴・キャラモデルの胸の大きさはモデル制作担当の好みが入っているかもｗ真・三國無双はモデル制作リーダーの好みで割りと大きくなっている
早・関わるモデラーの手で勝手に成長する事があるｗチームNINJAでは男性が女性キャラを、女性が男性キャラをモデリングする事が多い
鈴・腹筋を見せている男性キャラなどは女性視点でそうなっている
鯉・女性であればどこにセクシーさを求めるかなど気を付けている。背中が見えるなら肩胛骨を綺麗に見せられるように作ったり
早・プロデューサーやディレクターが何を言っても変わらない所がある。モデラーの理想の異性になっていくｗ
菊・今やっているプロジェクトの具体的な話はまだできないが、現状頑張っていますという事で。間もなく報告出来ると思う
鯉・ネットゲームは大変そうなイメージがあって今の所考えていないが、全員が同じ環境でどこからでも同じ世界に繋がるといった物があれば別かも
早・それはNGPの事ですか？ｗ
鯉・まあゲーム制作者ならNGPのスペックには相当惹かれると思う
鈴・スペックも魅力的だが、GPSや3Gの常時接続も興味がある。現在地が分かるので、携帯ゲーム機として持ち歩く事に意味が出てくるしゲーム性に活かせると思う。そう考えると凄く面白い物が作れそう
早・3DSではいつの間に通信や立体視で新しい驚きや面白さが提供出来る。コーエーテクモゲームスとして新しい事に挑戦していきたい
襟川陽一社長と柿原康晴会長の対談、同社の各シリーズ紹介、鯉沼プロデューサーと樋口真嗣氏の対談、襟川陽一社長と浜村弘一氏の対談、プロデューサー座談会となっている。
◆社長×会長
襟川社長と柿原会長の対談。ごく一部を紹介。
柿・父で創業者の柿原彬人が社を設立したのが1967年になる。ヨットのリース業の後、ビルやテンポの管理清掃をしていた。アミューズメントゲームへの参入の契機は、ボーリング場の管理からゲーム機の設置に
襟・最初は繊維関係の会社だったが、妻にMZ80Cをプレゼントされたのが切っ掛けでゲームプログラミングに興味を覚えた。「川中島の合戦」では従業員がいなかったので、ひたすらダビングして封筒に入れて発送していた。広告はパソコン誌にちょっと載せただけだったが、書留がダンボール箱一杯に届いて驚くと同時に有り難いと思った
襟・ファミコンの信長の野望は作り直しても容量オーバーで入りきらず、任天堂さんに特別にカセットを作ってもらったので高くなった。それでも40-50万本は売れたのではないか
襟・アンジェリークは現名誉会長（社長の妻）が女性向けゲームを作りたいというところから、社内の女性開発者を集めて開発した
柿・コーエーは新しいハードの立ち上げに関わっている事が多い印象がある
襟・コーエーには技術支援部という部署があり、決戦のデモでは彼らが大きく力を発揮した。実は光栄を立ち上げた頃から存在する部署
柿・両社合同で開発中のタイトルは「仁王」の他にももう一つある。これまでとは違う新しい流れを生み出したいと思う
ちなみに両社の年表も載っているが、コーエーが日本発のアダルトゲームソフトを発売したとは書かれていない。
◆歴史シミュレーションシリーズ
信長の野望他、三國志、青き狼と白き牝鹿、水滸伝、維新の嵐、太閤立志伝、大航海時代、英傑伝、提督の決断などを4ページに詰め込んでいる。
・北見プロデューサー「ニッチなジャンルに感じてしまうが、他のデバイスで進化したりと淘汰されずに広がっていける。これからも発展していく物だと思うので期待して欲しい」
◆無双シリーズ
無双シリーズ全般を2ページ、三國無双シリーズを3ページ、戦国無双シリーズを3ページ、その他無双を2ページと紹介。
・鈴木プロデューサー「対戦格闘からジャンルを変えたのは対戦格闘の勢いが弱まっていたので。主人公を趙雲にしたのは武芸に秀でていて格好いいイメージなので。テーマカラーはSLGの三國志シリーズから。晋は魏の流れを受け継ぐので青系に」
・鯉沼プロデューサー「三國無双とは武器や武将のキャラクター、城内戦で違いを出そうとした。武器や衣装は史実で伝わる物、武器は和風で面白そうな物など。お城は格好良く見栄えがする物にしている」
・鯉沼プロデューサー「次のコラボ作品はまだ決まっていないが、無双とマッチした作品があれば積極的にコラボレーションしたい」
◆鯉沼プロデューサー×樋口監督対談
樋・忍城は特徴がないので城マニアとしては納得が行かない、どこに拘るかの戦い
鯉・三成の良いイメージを説明するのは毎回苦労している
樋・三成がへなちょこだから負けたのでは面白くないので、彼なりに良い所まで行って負けるのが良い
◆ニンジャガイデンシリーズ
・早矢仕プロデューサー「思い出深いタイトルはXboxのニンジャガイデン。全くノウハウが無かった中での開発だったので。手直しは半年ぐらいしていた」
・続き「難度調整は次こそ倒してやるという感情の盛り上がりを重視。タイトルがガイデンな理由は直接聞いた訳ではないが、当時の社長が響きが良いからと即決したという。スタッフとは本伝はいつ作ろうと話しているｗ」
◆モンスターファームシリーズ
・開発スタッフ「ディスクを交換するというアイデアで生まれた」
◆DOAシリーズ
・早矢仕プロデューサー「こだわりはゲーム画面だけで魅力が伝えられるか、本能に訴えられるかの二点。魅力は登場人物、ステージ、システムが合わさった物。お気に入りキャラは内緒ｗ最新作コンセプトはもう一度殴り合わないか。応援してくれたファンのお陰でシリーズが再始動出来た。これからも大きな進化を届けたい」
◆ネオロマンス
・ルビーパーティー「アンジェリークが出来たのは、女性がゲームをプレイする時代が来るという事で。メモワール2000はファンの方々にもっと夢の世界を体験して欲しいという所から始めた」
・ルビーパーティー「遙か1-3で京が舞台になったのは社内アンケートで平安時代が人気だったので。5では全体的に面白いと感じて貰えるように努めた。一番拘ったのはキャラクターに偏らないという点など」
・ルビーパーティー「金色のコルダでクラシックを用いたのは、現代の学園物で他と差別化する為」
◆オンラインゲーム
・竹田プロデューサー「大航海時代オンラインは拡張パック第四弾の（以下略）」
・渡辺プロデューサー「信長の野望オンラインはPS3版発売後のビジュアルも好評で新規のお客様も増えている。10年、20年と愛されるべく盛り上げて行きたいと思う」
・藤重プロデューサー「真・三國無双オンラインは、3/17日のアップデートで（以下略）」
◆その他の系統
ウイニングポスト、ジーワンジョッキー、ギャロップレーサーといった競馬ゲームの他、オプーナがちょっと紹介。DOA3Dにオプーナ衣装が登場するらしい。
更にジルオール、ウォーシップガンナー、零等々も。
◆ソーシャルゲーム、ソーシャルゲーム対談襟川社長×浜村社長
略。
◆コーエーテクモゲームスの謎に迫る！
例のあの本社ビル関連の質問が六割を占める。
・開かずの扉はないが行き止まりで繋がっていない扉が地下にある
・役員用の食堂があるが弁当を食べる
・線路側の窓が少ないのは高圧線を避ける為
・役員がバンドを作っている
・三階にピラミッドが置いてある
・応接室のカブトムシ、クワガタの置物はメンテに出す毎に微妙に変わっている
・あれの目が光る
・武将の子孫から登場させて欲しいとの要望をもらう事はある
◆プロデューサー座談会
鈴木亮浩氏、鯉沼久史氏、菊池啓介氏、早矢仕洋介氏の四名による座談会より一部を。ちなみに酒が入っているようです。
鈴・コラボ的作品は増えそう。NINJA無双とか期待されている人も多いしｗ
菊・コーエーの武将がビーチバレーをするコラボ作品とかどうですか？ｗ
鈴・髭を生やしたマッチョ武将がビーチバレー…は考えられないので女性キャラが出ると思う
菊・戦いながら甲冑が外れていく要素を盛り込んだ”甲冑バレー”とか？ｗ
鯉・うちらしいですねｗ
鈴・キャラモデルの胸の大きさはモデル制作担当の好みが入っているかもｗ真・三國無双はモデル制作リーダーの好みで割りと大きくなっている
早・関わるモデラーの手で勝手に成長する事があるｗチームNINJAでは男性が女性キャラを、女性が男性キャラをモデリングする事が多い
鈴・腹筋を見せている男性キャラなどは女性視点でそうなっている
鯉・女性であればどこにセクシーさを求めるかなど気を付けている。背中が見えるなら肩胛骨を綺麗に見せられるように作ったり
早・プロデューサーやディレクターが何を言っても変わらない所がある。モデラーの理想の異性になっていくｗ
菊・今やっているプロジェクトの具体的な話はまだできないが、現状頑張っていますという事で。間もなく報告出来ると思う
鯉・ネットゲームは大変そうなイメージがあって今の所考えていないが、全員が同じ環境でどこからでも同じ世界に繋がるといった物があれば別かも
早・それはNGPの事ですか？ｗ
鯉・まあゲーム制作者ならNGPのスペックには相当惹かれると思う
鈴・スペックも魅力的だが、GPSや3Gの常時接続も興味がある。現在地が分かるので、携帯ゲーム機として持ち歩く事に意味が出てくるしゲーム性に活かせると思う。そう考えると凄く面白い物が作れそう
早・3DSではいつの間に通信や立体視で新しい驚きや面白さが提供出来る。コーエーテクモゲームスとして新しい事に挑戦していきたい
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